第28話 晩夏
文字数 1,807文字
前回、重たい話をしてしまいましたので、今回はゆるく雑談といきたいと思います。なにゆうてんの、いつも雑談やんか、という突っ込みをありがとうございます。
雨が、よく降りますね。こちらはお盆に入った十三日ごろから十日間連続の雨でした。梅雨時期ですら、三日も雨が続けば晴れ間が覗 くというのに、いったいどうしたことでしょう。
昨日は、ようやく十日ぶりのお日さまが見えました。
今日はまた雨の予報でしたが、なんとか持ちこたえてくれて曇天 となりました。降らないだけでもありがたい。
こどものころは雨や雪が降ると無駄にテンションがあがって水たまりをバシャバシャ、雪が舞う寒いなかを犬のように走り回っていたような記憶がありますが、いま考えると、元気だったなこどもの自分、とびっくりします。
田舎なので、ちいさいころはよく、近所のこどもが集まって野山を駆け回り、そのへんに生えている草や野の花を手折 って振り回しながら(ごめんなさい)田んぼの畦道 を行進したりしていたような。
まだ、インターネットが普及 していなかったアナログの時代です。
いつからでしょう。雨が降ると出かけるのが億劫 になり、雪が積もると「水道管が凍結したらどうしよう」と心配するようになったのは。こどものころは平気で触っていた昆虫類も、いまではなるべく近寄りたくないし、みんなでワイワイいいながら探した四つ葉のクローバーを見つけることも、いまはもうありません。
こう書いてみると、なんだかつまらないおとなになったような気がします。
では、こどものころに戻りたいか、というと、そんなことはありません。わたしの周りのひとたちも、みんな一様 に、
「こどものころより、いまのほうがいい」
といいます。わかる。
おとなのほうが自由度が高いと思うのです。同時に責任も生まれますが、それを差し引いても、おとなのほうが断然いい。
おとなになってよかった、と思います。
けれども不思議なことに、
「おとなになんかなりたくない」
という、いわゆるピーターパン症候群 の気持ちもわからなくはない気がするのです。とはいえ、実際に周りに、おとなになりきれない男性がいたら、それはそれで大変だとも思うのですが。
女性の場合でもピーターパン症候群というのかな、とふと疑問に思い、検索してみると、女性もあてはまるようです。
ほかにも
シンデレラ症候群
プリンセス・パン症候群
なるものが出てきました。
いろいろあるものなんですね。
雨の話に戻ります。
秋雨前線ということは、そろそろ夏も終わりでしょうか。
暴力的な猛暑と日射しがすこしずつやわらいできて、ふとした瞬間、ひやりとした風が吹くような、あの、夏の終わりのもの悲しいかんじが好きです。夏の終わりの夕焼けも好きです。
いままさになにかが終わりを迎えようとしている、そのほんのわずかな瞬間、そこに心惹かれるものがあります。
***
今日は午前中にワクチン接種をすませてその足で仕事に行き、夕方には食料をしこたま買い込んで帰宅しました。
念のため、鎮痛剤の予備を買っておこうとドラッグストアへ寄ったら、スタッフさん(薬剤師さんでしょうか)に
「ワクチン一回めですか? お家にお薬がある? じゃあ大丈夫ですよ! 病は気から、です!」
と励まされ、なんだか大丈夫な気がしてきました(単純)。
早々にお風呂に入り、洗濯をすませて、昨日炊いておいたごはんを温めて豚の角煮丼をペロッと平らげ、あとは寝るだけとなりました。
注射を打ったあとからやたらと鼻水が出て、これも副反応? と不思議に思いましたが、職場でその話をしたら「???」というかんじで首をかしげられて、たまたまかな、と思っていたところ。
幼馴染みのひまわりちゃんに「ワクチン接種行ってきたよ~」とLINEを送って、その話をしたら、彼女も一回めのワクチン接種後にまったく同じ症状が出たそうで。
おお、友よ!
もし同じ症状が出るなら、時間差でものすごい倦怠感と微熱が出ると思うよ、といわれて、いまのうちにできることはやっておこう、と参考になりました。
いま熱を測ったら、36.9℃でした。平熱が35℃台なので、熱、出ていますね。だるいとかは、とくに感じません。いまのところ。
あと、腕をあげるとちょっと痛いです。
もうすこしようすを見て、まだ熱があがるようなら薬を飲もうと思います。
おやすみなさい。
雨が、よく降りますね。こちらはお盆に入った十三日ごろから十日間連続の雨でした。梅雨時期ですら、三日も雨が続けば晴れ間が
昨日は、ようやく十日ぶりのお日さまが見えました。
今日はまた雨の予報でしたが、なんとか持ちこたえてくれて
こどものころは雨や雪が降ると無駄にテンションがあがって水たまりをバシャバシャ、雪が舞う寒いなかを犬のように走り回っていたような記憶がありますが、いま考えると、元気だったなこどもの自分、とびっくりします。
田舎なので、ちいさいころはよく、近所のこどもが集まって野山を駆け回り、そのへんに生えている草や野の花を
まだ、インターネットが
いつからでしょう。雨が降ると出かけるのが
こう書いてみると、なんだかつまらないおとなになったような気がします。
では、こどものころに戻りたいか、というと、そんなことはありません。わたしの周りのひとたちも、みんな
「こどものころより、いまのほうがいい」
といいます。わかる。
おとなのほうが自由度が高いと思うのです。同時に責任も生まれますが、それを差し引いても、おとなのほうが断然いい。
おとなになってよかった、と思います。
けれども不思議なことに、
「おとなになんかなりたくない」
という、いわゆるピーターパン
女性の場合でもピーターパン症候群というのかな、とふと疑問に思い、検索してみると、女性もあてはまるようです。
ほかにも
シンデレラ症候群
プリンセス・パン症候群
なるものが出てきました。
いろいろあるものなんですね。
雨の話に戻ります。
秋雨前線ということは、そろそろ夏も終わりでしょうか。
暴力的な猛暑と日射しがすこしずつやわらいできて、ふとした瞬間、ひやりとした風が吹くような、あの、夏の終わりのもの悲しいかんじが好きです。夏の終わりの夕焼けも好きです。
いままさになにかが終わりを迎えようとしている、そのほんのわずかな瞬間、そこに心惹かれるものがあります。
***
今日は午前中にワクチン接種をすませてその足で仕事に行き、夕方には食料をしこたま買い込んで帰宅しました。
念のため、鎮痛剤の予備を買っておこうとドラッグストアへ寄ったら、スタッフさん(薬剤師さんでしょうか)に
「ワクチン一回めですか? お家にお薬がある? じゃあ大丈夫ですよ! 病は気から、です!」
と励まされ、なんだか大丈夫な気がしてきました(単純)。
早々にお風呂に入り、洗濯をすませて、昨日炊いておいたごはんを温めて豚の角煮丼をペロッと平らげ、あとは寝るだけとなりました。
注射を打ったあとからやたらと鼻水が出て、これも副反応? と不思議に思いましたが、職場でその話をしたら「???」というかんじで首をかしげられて、たまたまかな、と思っていたところ。
幼馴染みのひまわりちゃんに「ワクチン接種行ってきたよ~」とLINEを送って、その話をしたら、彼女も一回めのワクチン接種後にまったく同じ症状が出たそうで。
おお、友よ!
もし同じ症状が出るなら、時間差でものすごい倦怠感と微熱が出ると思うよ、といわれて、いまのうちにできることはやっておこう、と参考になりました。
いま熱を測ったら、36.9℃でした。平熱が35℃台なので、熱、出ていますね。だるいとかは、とくに感じません。いまのところ。
あと、腕をあげるとちょっと痛いです。
もうすこしようすを見て、まだ熱があがるようなら薬を飲もうと思います。
おやすみなさい。