後書き

　この物語は、いくらか前に友人のNamiさんからお題をもらい、彼女のキャラクターを借りて書いたものでした。アスカとエレン、カーラーが、彼女から借りたキャラクターです。二人とも普段私が描くタイプの人物でないので、この二人を主人公にして書くのはとても刺激的で楽しかったのですが、同時に非常に骨が折れ、結果的にディガロや他のキャラクターの視点も織り交ぜて書くことになり、まとまりのない仕上がりになってしまいました。
　そしてお題の一つに「恋愛」というものがあったのですが、恐らくこの課題にも失敗しています。ロマンチックな要素を入れようと努力はしていたのですが……これでは恋愛ものと呼ばないと怒られるかもしれません。アスカとエレンも結局別人になってしまったのではと思っていますが、寛容にアドバイスをくれたNamiさんに深く感謝しています。
　魔法使いの親子をはじめ、色々なキャラクターについてそれぞれバックストーリーを考えていたので、もしかしたら本編に関係ない余計な描写が入っているかもしれませんが、創作も執筆も、とても楽むことができました。

ここまで読んで下さった方がいれば、本当にありがとうございます。少しでも楽しんで頂くことができたら、とても嬉しいです。



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