◆ 忘備録(八) 八月三日(日) 3 

文字数 536文字


 チラシを200枚ぐらい書くが、配ってみると人通りが少なく数十枚しか配れない。ぼくが一軒一軒ポストへ入れていったが、随分余った。
(ぼくは青年会館の前、岡本さんとユーコは買出しを兼ねて町へ出て行った)
 
 いま七時一〇分前。地元の人形劇団の人が3人来ている。
 さっき、子ども連れの近所の奥さんが来ていたが、悪い様な気がするのは単にぼくの気の弱さだろうか。


 加藤くんは来たけど、連絡した松沢ゆたかさんと小谷さんの姿がないのでショックを受けていた。
 客は加藤さん、「ぼろぼろん」関係6人、林秀昭さん、子どもを二人連れた母親の計11人。

 始まってしばらくすると、二人の子どもと母親は帰り、「ぼろぼろん」の女性三人は後ろを向き、終演近くに一人怯えた様子で飛び出してしまった。
連絡した
 林さん(山の中学校の先生)、小日向さん(町役場勤務。28歳)が残り、昨夜の加藤さんが来て12時近くまで話す。
 
 林さんは小野寺が下見に来たときに、松本でジャズ喫茶への道を聞いて一緒に探し歩いて知り合ったとのこと。
 面白い出会いだ。
 一見桑島さん風。岡本さんの人形を気に入った様子だ。

 二回目の公園、下諏訪・青年会館。
 客は11人 カンパ・4000円
 
 青年会館の部屋で眠る。


 
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