◆ 忘備録(一一) 八月四日(月) 3
文字数 405文字
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上演予定七時の五分前。客が来ない!
大人四人と子ども二人と赤ちゃんが来たが、子ども向きの人形劇じゃないと知って帰ってしまった。
観客は0だが、七時半に始める。
公演当日だけの宣伝では、まったく駄目なことがよく判った。
十時までなので、八時半から大急ぎで夕食の用意をする。
野菜イタメとギョウザ。
公民館で料理を作って慌ただしく食べる。
管理人のおじいさんがパジャマ姿で、心配気に様子を見にきた。
十時には必ず出ることを約束する。
食べ終わると荷物を外に出す。
リヤカーに半分積み、公園のベンチでこれを書く。小雨が降っている。大雨にならないで欲しい。
岡本さんの公演に付いて行くという意識は捨てなければならない。
これはぼく自身の旅であり、感性を知る旅なのだ。
一人旅としてさすらって行こう。
三、岡谷・新屋敷(あらやしき)公民館
客は0人
新屋敷公民館横の公園で眠る。
上演予定七時の五分前。客が来ない!
大人四人と子ども二人と赤ちゃんが来たが、子ども向きの人形劇じゃないと知って帰ってしまった。
観客は0だが、七時半に始める。
公演当日だけの宣伝では、まったく駄目なことがよく判った。
十時までなので、八時半から大急ぎで夕食の用意をする。
野菜イタメとギョウザ。
公民館で料理を作って慌ただしく食べる。
管理人のおじいさんがパジャマ姿で、心配気に様子を見にきた。
十時には必ず出ることを約束する。
食べ終わると荷物を外に出す。
リヤカーに半分積み、公園のベンチでこれを書く。小雨が降っている。大雨にならないで欲しい。
岡本さんの公演に付いて行くという意識は捨てなければならない。
これはぼく自身の旅であり、感性を知る旅なのだ。
一人旅としてさすらって行こう。
三、岡谷・新屋敷(あらやしき)公民館
客は0人
新屋敷公民館横の公園で眠る。