◆ 忘備録(二十) 八月七日(木) 1 

文字数 301文字


 八月七日(木) 曇のち快晴
 六時に目をさますが、外は寒くてスリーピングシーツの中が居心地良く、やっと一五分頃に起き出す。
 岡本さんユーコはまだ潜っている。

 子どもの楽しそうな声が聞こえる。二,三人ラジオ体操が始まる前に来ている。

 驚いたことに近くに見知らぬ男が眠っていた。
 ユーコの話によると、午前三時頃に足音がしたから、その時に来たのではないかとのこと。
 考えてみると無防備な状態だな。

 岡本さんの疲労が溜まっている様子。

 青柳自転車のおじさんに挨拶して出発。
 朝食は歩いている途中、お店が開いていたらパンを買って食べることにする。

 今日は松本まで一三キロばかり歩く予定だ。

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