第2話 ブラック新婚生活! (12)

文字数 520文字

でもね、別にそれはそれで構わないんだけど。なんかさ、いつもだけどね。アイカさん、腰もみ? をしていると。甘い、それも妖艶な嬌声を漏らしだすの。

 だから僕ね、段々とその気になって『ハアハア……』な、気分に多々なるんだよ。

 でもね、先程も述べた通り、オーク社会は女尊男卑の世界──いくら夫婦間でも、妻が駄目だと述べたら、その時はもう駄目なんだよ。

 まあ、そんな訳もあるから、僕もアイカさんにこんな感じで甘え声を漏らすの。

「アッ、アイカさん……僕はもうダメです、我慢が全然出来ません……」

 と、述べながら、妻の様子を見る?

 それもね、緊張しながら『ドキドキ』としながらだよ。

「いいよ、あ・な・た、おいで~」

『ん? あれ? 』

 今日というか、お昼からいいの? と、僕は直ぐに思ったよ。

 まあ、大体、アイカさんが、この甘い嬌声交じりの台詞を漏らす時は、夫の僕に甘えたい時だから。その後僕は、極楽浄土の世界へと旅たてる事ができるし。奥様にアマアマさせてもらえるし。この時だけは、アイカさん、本当に優し、僕に大変い尽くしてくれる……

 で、その後は、いつも夫婦二人で仲良く並んでお昼寝タイムをするんだよ。
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