第1話  プロローグ  (3)

文字数 479文字

「長、ゲートを開いて召喚をしたのはよいが、まだまだ子供じゃないか、本当に大丈夫なのか?」

「うゎ~本当だ~可愛いね僕!」

「長、子作りできるのこの子?」

「小さい、小さい、可愛い~この子いらないなら頂戴、長!」

『ううう、くそぉ~! 』まあ、こんな感じでね、周りから僕を愚弄する声が多々聞こえてくる。

それにね、周りのお姉さん達──僕の事を『僕! 僕!』と、子供みたいな呼び方でさ、好き放題述べているけど。実は僕自身の年齢は十八歳なんだよね。

 だから僕を『子供扱いするなぁ、あああああああああああああっ!』と、大きな声で叫んでやりたいよ。

 でもね、周りを見るとさ、アイカさんの周りに複数の女性達いて、取り巻いているから怖くて述べれないの……。

それにこんな所に着たは良いが、僕はこれからどうやって生活をしたら良いかと悩んでしまうよ。

 でもね、そんな事を僕が腕を組み考えていたら。ふとね、辺りを見ると──『じわりじわり』と、アイカさんを含め、オークのお姉様達が僕に近寄り、囲い始めたよ。

 だから僕は、恥ずかしいよ……。
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