第3話  奥様の優しさ? (6)

文字数 499文字

でもね、その後は、アイカさん照れながらだけど、僕の頭に手を回して、テンプレお決まりのヘッドロックで。僕は、アイカさんのはち切れんばかりの、爆乳のたゆんたゆんのオッパイが、僕の顔を覆いつくす。

「ふごふごふご……アイカさん、くるしいです……」

「う、うるさい! 健太のくせに!」

「健太の癖にと言われても……僕このままだと、アイカさんのオッパイで窒息死をしてしまいます……」

「あああ……いいぞ、窒息死するなら、窒息死するまで、健太が好きなだけ堪能しろ……」

「えええ、そんな殺生な……許してくださいよ、アイカさん……」

 まあ、こんな感じね、ちょっと苦しいけれど。アイカさんが申している通り、たゆんたゆんを堪能しながら新婚生活を満喫したよ。とにかく気が済むというか……アイカさんが気が済むまで、意識を保ちながら頑張った。落ちたら大変だから。

 ……でその後はね、アイカさんと、三人ののお姉様達の背を慌てて追っかて──二人だけの屋敷愛の巣へと向かうよ。『テンプレ、ポヨヨ~ン! フゴフゴ……』が終わったから。とにかく僕は駆け足──早くしないと、アイカさんの機嫌損ねるといけないからね。
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