第２話　ブラック新婚生活！　（１６）

『よ～し！ さてさて……』僕ちゃんは、今日も頑張って夜の準備を始めるか！

　まあ、こんな感じで、今日も夜のお仕事を始めるよ。

〈トントントン…… ！〉

〈ガシャ！ ガシャ！ ガシャ……！〉

　とね、リズム良く僕は、夕飯の準備を始める。

　今度はね、お昼と違って複数の人達がお手伝いに来てくれたよ。

　いつもはね、僕一人というか、手の空いている、アイカさんといっも一緒にいるお姉様達の誰かが手伝ってくれるの。それでさ、二人か三人ぐらいでお話しをしながら夕飯の準備と片づけをしているんだけど。今日はね、今も述べた通り、少し違ったよ。先程僕がアイカさんに、少しばかり拗ねたので、考慮してくれて、人を呼んでくれたのかも知れないね？ と、良い方向に考える事にして、今日も夕飯の準備を頑張ろうか。


　まあ、そんな事を考えている僕だけど……。実はね、応援にきてくれている人達だけどさ、良く話しを聞いてみると。実はね、僕がこの集落にくるまでは、この人達というか……。まあ、みなさんとても高齢の人達ばかりなんだけれども……。どうもね、この人達が食事の準備をしていたみたいなんだよ。