第３話　　奥様の優しさ？　（８）

まあ、僕自身も、アイカさん姉妹に見惚れる事が多々あるぐらいだからね。

　まあ、そんな場合は僕は、頭を左右に振って──『ブルブル』としながらね。『いけない！ いけない！』と、何度も思いながら我に返るんだよ。だってさ、義理とは言え妹達だから。そんな変な目で見てはいけないとは思うけれど。

　……でもね、この集落の女性達は、日本の女性達とは違って、露出の多い独特の衣装──パレオ付き水着に良く似た衣装だから。僕もついついと、お姉様達にも目が行くし、たまにというか、良くなるかも知れない……お姉様達に対しての『ハアハア……』な気分にもなるんだよ。

　う～ん、でもね、仕方がないとは思わないかい？

　だってさ、僕とアイカさんの屋敷に、暇が有れば良く遊びにくるし、宴をした日は、ほとんどと、いって良いほど。この家に泊まっているし。アイカさんがいなくても昼寝をしている事も多々あるよ。