第２話　ブラック新婚生活！　（３）

まあ、そんな感じの僕だから、奥さまの背中を根気良く押しながら、起こしているんだよ。

　でもね、実は、アイカさん毎度の事だけど。これがまた中々起きてくれないから。僕は毎日大変に困っているんだよね。

　と、いう事だから、『さ～て、さてさて……』今日はどうしようかな？

　気持ち良さそうに寝ているアイカさんを見ながら僕は色々と思案をしてみるけれど。

『う～ん……』と、こんな感じで、中々良い案が浮かんでこない……。

『あっ？ そうだー！ 』『よ～し！』#あれ__・__#をアイカさんに試してみるかな？

　僕少しというか……。かなり緊張してドキドキするけど……。取り敢えずは#あれ__・__#を試してみるよ、緊張の余り冷や汗も出てきたけどさぁ。

『行くぞ～！ そ～れ！ そ～れ！ それそれ──！』

『クチュ！ クチュ！ クチュ！ 』と、又『クチュ！ クチュ！クチュ！』だよね。

　まあ、こんな感じで僕はアイカさんをくすぐり始めるよ。

　僕その後はね、「アイカさん、起きてー！ 起きてー！」と、『クチュクチュ』を繰り返しながら、奥様を起こす事を試してみた。

でもね、中々おきない……。

だから僕は、「はぁ……」と、アイカさんを見つめながら。又溜息が漏れていると。いきなりだけど、僕の首に手が回ってきた──『えっ？』と、僕が思っていると。そのままアイカさんにヘッドロックだよ……。