正統派美少女の裏の顔 ~赤江悠馬~

文字数 2,358文字

口外は絶対禁止、三人だけの秘密やって言うてたのに、麻希からの「うちに内緒で、あんたら何の悪だくみしてたん?」って悪魔の誘導尋問にミドちゃん、アオちゃんがキョどってしまって、そっちを収めるほうが大変やった。
麻希は、校内トップの秀才にして茶道部部長、ぱっちりお目目にクルりん睫毛、黒髪に鼈甲カチューシャが似合う正統派美少女…、という仮面を被った、両刀使いのサディスティックな変態少女。それを知ってるのは、幼なじみで小学生の頃から、ペロペロ、なめなめのお医者さんごっこしてた僕と、性の下僕と化したアオちゃん、ミドちゃんだけ。
ミドちゃんは、ベッドサイドの床に直立不動で転がされて、制服の黒いストッキングで顔や乳首、ちんちんぐりぐりと踏まれて悶絶しているし、アオちゃんは後ろ手に括られ、スカートをふわり顔にかけられて、顔面騎乗で腰を前後に揺らされ、窒息しそうになりながらパンティ越しに麻希の陰部を舐めさせられてる。
「悠ちゃん、ひどいやんか。卒業前にそんなおもろいこと計画してたんやったら、なんでうちも仲間にいれてくれへんかったん?」
「麻希きれい好きやし、汚い体育倉庫ですんの嫌かな~と思て」
その下手な言い訳に、フンと鼻を鳴らして立ち上がると、ミドちゃんのビンビンになったペニスを思いきり踵で踏みつけた(グエェ~)。そのままドビューって射精して、精液まみれの爪先を、「あ~ぁ、汚れたやんか」とアオちゃんの顔に擦り付けて口の中にも突っ込んでいく。
声をかけなかったのは、文化祭の茶会で主役の座を割られて以降、美奈先生にムカついてるのを知ってたから。特に、(Cだと言い張る)Bカップの麻希は、形のいい豊満な胸にコンプレックスがあるみたい(個人的にはそのままでいいと思うけど)。あの体育倉庫には陸上用のロープとか、高跳びの鉄の棒とかとか、危ないもんいっぱいあったし、面白がってリレーのバトン両穴に突っ込んだり、ハードルで股裂きしたり、カラーコーンで騎乗位させてたかもしれん。

麻希には、その前科がある。
三年次の夏休みあけ、同じ地下鉄路線にあるポンコツ女子高のツッパリ女子軍団が、これ見よがしに秋波を送ってきた。普通はシカトしていれば諦めるものだが、よほど自分の容姿に自信があるのか、プライドが傷ついたのか、たまたま一緒にいただけの麻希が攻撃対象になった。私立進学校の弱々しいお嬢様で組みやすしと見たのか、単なる幼馴染だと言っても聞かず、通学途中で待ち伏せされ、取り巻きから髪の毛を引っ張られたり、雨の中で鞄の中身をぶちまけられたりとオラオラ系の嫌がらせを受けたらしい。
「わかった。じゃあ、私から赤江くんを紹介してあげようか」
というわけで、そのリーダー女子(名前は知らない。通称ビーバップ)は、この部屋(我が家の離れ)に連れてこられ、めでたく飛んで火にいる夏の虫となった。
麻希の素性(辣腕悪徳弁護士夫婦の娘)と本性(強烈超ドS)を知らんまま、喧嘩売った奴がアホ。よほど腹に据えかねていたのか、その狂気に満ちたサディストぶりは、加担させられたマゾペットのアオちゃん、ミドちゃんが蒼白になるほど。
手始めに「悠馬の彼女になるには、アオちゃんとミドちゃんの承諾がいるねん」と二人の下僕に二穴、三穴にガンガンに強姦させる。最初は「なに触っとんじゃボケ~」「ぶっ殺すぞ、お前ら~」といきり巻いていたけれど、「暴走族の兄貴に言い付ける」だの「親戚のおじさんがやくざだ」と逃げ口上となり、最後は引き泣き、ガオ泣きになった。
途中から本人も加わって、栗色の髪の毛を掴んで「ほらほら先輩へのご挨拶は?」と笑いながら、顔や胸(Eくらいか? なかなかの迫力だった)を踏みつけ、「ほらほら」と口の中に足先を突っ込んだり、太さ五㎝ほどもあるムースの缶をあそこに入れて蹴ったり、二人に肩の上まで持ち上げさせて、下から拳で子宮をウルトラパンチ(フィスト)したりとやりたい放題。最後は、乳首をライターで焼こうとしたり、ベッド四隅の、直径一〇㎝くらいあるダージマハルの先端のような飾りの上に突き刺そうとして、ミドちゃんがキンタマ蹴られながらなんとか止めた。相変わらず、線の切れた麻希はやることえぐい。
ソファの上で寝転んで見てた僕の前に、青息吐息、半死半生のぼろ雑巾になったビーバップを引きずってくると「この子、悠ちゃんと付き合いたいんやて、どうする?」「悠ちゃんもちんちんペロペロ舐められんの好きやもんなぁ、うちは小学校の時からしてるし。ほらカマトトぶっとらんとちゃんとやり」と言い、ぐりぐり顔を押し当てた。
気合の入ったツッパリの化粧が外れ(素顔になると上の中か)、ライターで陰毛を焼かれながら震えている女子高生もそそるし、いつもは僕の前でも真面目で清楚な麻希が、線が切れてサディスティックのど淫乱に変身するのも、この上なくエロティック。
「お前みたいなビッチ、悠ちゃんが相手するわけないやろ」
そう言って、僕にキスをしながらファスナーを下げると、勃起したものをゆっくりと頬張り、ギャルの顔をみながら小さな口で吸引力の強い自慢のねっとりフェラを始めた。「いつまでピーピー泣いとんねん」とグズグズの口紅の中に自分の脱いだ下着を突っ込むと、スカートをひらりと翻して、指で開くと見せつけるように、背面座位で僕のものを身体の中に入れ、勝ち誇ったように、ゆさゆさ腰を振り始めた。
受験ストレス解消グッズとして、麻希(たち)に呼び出され、タバスコを乳首に塗られたり、マジックであそこを緑に塗られたり、V字開脚でコーラ注がれたりと好き放題いたぶられ続けたビーバップは、高校を留年したとか、中絶したとか、中退したとか。その父親は真面目な公務員だとか。まぁ、ようは知らんけど、締まりは悪うなかったけど…
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