第62話 腹立ち紛れ
文字数 851文字
改めて言います。私はこの投稿をストレス解消の場として使う事もあります。
介護疲れなんだと思う。いや、そうだと思って読んでほしい。前回の投稿で弟の理不尽さを伝え、怒りを収めた私に、再び油を注ぐ者が現れた。
RRRRR……♪
電話の液晶に弟嫁の実家が表示された。弟嫁の母親だ。弟嫁は買物に出ていて不在。出ようかどうか迷った。出れば母の事はもちろん、ご機嫌伺いや季節の話など多少の世間話も入れなければならない。
『わっ、面倒くせぇ』(暴言お許しを)
だが、私は熟し切った大人だ(アラ還)一時的な感情でシカトするのは性格が許さない。
すごぉく重い気持ちで電話に出た。相手が一瞬固まったような声で
「ああ……お姉さん。ご無沙汰しております」
コヤツ、私が
「Aさん(弟嫁)のお手伝いに来ていただいているんですね。ありがとうございます」
こう言われ、一瞬凍った。おいおい、待て。手伝い?誰が、誰の?私が実家でやっている事は手伝いのレベルを超えている。アンタの娘が手伝っている方なんだよ!
弟嫁よ、アンタは嫁ぎ先の事情を実の母親に言ってないんか?ずぅぅっと騙し?続けているんか?もし、そうでなければ母親は相当な女狐だ。腹黒い人だと思いたくない。夏には下の子が好きだからと畑で作った桃を誕生日に合わせて送ってくれているような人だ。
私はこの数十年、弟嫁とお母さんを別もの扱いにしてきた。だが、ここにきて、こんな言われ方をすると知らない、気付かなかったでは済まされない。以前の投稿でも少し触れたが、最初に母が危なかった頃、短い間に2度の電話をよこした事を思い出す。やはり、黒か?
人が亡くなるというのは、親族にとっての大きな節目。つい3ヶ月ほど前に父の他界で経験済みだ。そして今度は母。私の実家は完全に私が住んでいた頃の面影を無くすだろう。頭の中で弟嫁の高笑いが聞こえる。情けない弟は尻に敷かれ、主人の意味をなさない。そんな未来が見え隠れする。
母の他界を境に実家へ戻る事はないでしょう。
介護疲れなんだと思う。いや、そうだと思って読んでほしい。前回の投稿で弟の理不尽さを伝え、怒りを収めた私に、再び油を注ぐ者が現れた。
RRRRR……♪
電話の液晶に弟嫁の実家が表示された。弟嫁の母親だ。弟嫁は買物に出ていて不在。出ようかどうか迷った。出れば母の事はもちろん、ご機嫌伺いや季節の話など多少の世間話も入れなければならない。
『わっ、面倒くせぇ』(暴言お許しを)
だが、私は熟し切った大人だ(アラ還)一時的な感情でシカトするのは性格が許さない。
すごぉく重い気持ちで電話に出た。相手が一瞬固まったような声で
「ああ……お姉さん。ご無沙汰しております」
コヤツ、私が
連日
実家に来ている事を知らぬのか?そして「Aさん(弟嫁)のお手伝いに来ていただいているんですね。ありがとうございます」
こう言われ、一瞬凍った。おいおい、待て。手伝い?誰が、誰の?私が実家でやっている事は手伝いのレベルを超えている。アンタの娘が手伝っている方なんだよ!
弟嫁よ、アンタは嫁ぎ先の事情を実の母親に言ってないんか?ずぅぅっと騙し?続けているんか?もし、そうでなければ母親は相当な女狐だ。腹黒い人だと思いたくない。夏には下の子が好きだからと畑で作った桃を誕生日に合わせて送ってくれているような人だ。
私はこの数十年、弟嫁とお母さんを別もの扱いにしてきた。だが、ここにきて、こんな言われ方をすると知らない、気付かなかったでは済まされない。以前の投稿でも少し触れたが、最初に母が危なかった頃、短い間に2度の電話をよこした事を思い出す。やはり、黒か?
人が亡くなるというのは、親族にとっての大きな節目。つい3ヶ月ほど前に父の他界で経験済みだ。そして今度は母。私の実家は完全に私が住んでいた頃の面影を無くすだろう。頭の中で弟嫁の高笑いが聞こえる。情けない弟は尻に敷かれ、主人の意味をなさない。そんな未来が見え隠れする。
母の他界を境に実家へ戻る事はないでしょう。
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