第45話 感動をありがとう 平野歩夢選手

文字数 632文字

その時までに家事をひと段落させて、テレビの前に。

平野歩夢選手のハーフパイプ決勝。

ドキドキドキドキ……。

2本目が終わって2位。
2本目は全ての技を成功させる滑りだったのに点数が伸びなかったよう。

そして3本目。

手を握りしめて祈りながら観ました。

技とか詳しいことはわかりません。

とにかく美しい。かっこいい。素晴らしい。

宙を舞うのです。

真っ白な雪の上。

くるくるくるくると。

スポーツを観ていていつも思う。

わたしはあんなふうに動けないから。
かっこいいなぁ。
すごいなぁって。

見ていて惚れ惚れします。

平野歩夢選手は完璧な技と滑りを披露し、見事に金メダルを獲得しました。

弟の海祝選手は9位でした。

インタビューで兄の歩夢選手は
「兄弟で一緒に出場できて、その場で自分が勝てたっていうのがお互いにとってもよかったと思う」
と話していました。

弟の海祝選手は兄ちゃん、兄ちゃんと歩夢選手のことを呼び
「みんなが見てないところでもひたすら努力をしていたのが兄ちゃんだったんで……」
「(金メダルを)とるのは兄ちゃんだなって自分も思ってたし……」
「本当にうれしかったです」
と、お兄さんに対する素直な、心からのリスペクト。
清々しいったらありゃしない。

もう『美しい』の一言に尽きます。
いいものを見せてもらいました。

このオリンピックを最後に引退されるショーン・ホワイト選手もやたらめったらかっこいい。

もう爽やか!

ライブ中継を観て、NHKプラスの見逃し配信でも何回も観てしまいました。

本当におめでとうございます。
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