第十七章 【レイカ】(3/11)
文字数 992文字
メール来た。
「第3回女子会のお知らせ。場所、町役場の駐車場。時間、8時半。参加者、女バス関係者全員(川田せんせーは除く)。備考、戦える格好をしてくること」
送信元はミワちゃんのアドレス。
月がぽってりとして明るい。バワオー! ってそれはさすがに違うか。
とりあえずTシャツにビブスとバスパンで来たけど、よかったのかな。
カリンの紫キャベツ、役場の駐車場にぽつんと。
脅かしてやろ。そーっと、ぬきあしさしあし。
ウイィー。あ、気付いてた? セイラ。
「遅いよ、レイカ。後ろ乗って」
みんなそろってるね。ちょっとゴメンね、も少しつめてくれる?
ナナミ、ありがと。
ガーバン。
なんかギッチギチ。
ナナミの隣は、ミワちゃん。今までどこにいたの?
「レイカ、おっす。元気してた?」
そーいう感じなんだ、今日のミワちゃんは。
よく分かんないけど、これから決戦なんだって。何と戦うの?
「ココロとシオネの敵を討つ」
カリン、勇ましい。
で、敵ってだれ?
「町長」
「えっと、ウチは聞いてないけど、みんな大丈夫そう?」
「「「ウエーイ」」」
で、作戦会議。
「町長が、運営の元締めだった」
そなんだ。
「町長は蛭人間を操るヴァンパイア。かなり手ごわいと見た」
ありえるね。
「そして『R』の『死霊の塔』ステージの最後が町長室。つまり町長がラスボス」
「そこにヒマワリもいる」
「ひょっとして、制服聖女エリって、ヒマワリのこと?」
「その可能性が高い。確認できてないけど」
おー、ヌッパとビーチ姫。
「ダブルチームを組んで、それぞれギジドーを目指す」
え? それだと一人あまるんだけど。ウチ、マネージャーだからまた放置プレー?
「ミワとナナミ、ついでにレイカは東棟から」
了解。ついでにレイカって、なんだか。
「ユサとウチは、西棟のジョーシツ寄ってから行く」
ジョーシツ? みんなキョトン。
「情報管理室。ネットワークとかデータベースとか管理してる」
カッコイー。そこで何するの?
「ギジドー前で、落ち合おう。じゃ、ケントーを祈る。スレイヤー」
え、これって『R』の続きなん?
「まちがえた。辻女ファイト」
「「「ファイト」」」」
「じゃあ、ウチらは先に行こう。ユサ、サーバー室は大丈夫?」
「メンテでーすって言えば、フリー」
「今夜のイベントは『妓鬼・フィーバーナイト』だ。きっとやばい実況やってる」
「そうだけど、ちょっと不安」
カリンたち行っちゃった。
「第3回女子会のお知らせ。場所、町役場の駐車場。時間、8時半。参加者、女バス関係者全員(川田せんせーは除く)。備考、戦える格好をしてくること」
送信元はミワちゃんのアドレス。
月がぽってりとして明るい。バワオー! ってそれはさすがに違うか。
とりあえずTシャツにビブスとバスパンで来たけど、よかったのかな。
カリンの紫キャベツ、役場の駐車場にぽつんと。
脅かしてやろ。そーっと、ぬきあしさしあし。
ウイィー。あ、気付いてた? セイラ。
「遅いよ、レイカ。後ろ乗って」
みんなそろってるね。ちょっとゴメンね、も少しつめてくれる?
ナナミ、ありがと。
ガーバン。
なんかギッチギチ。
ナナミの隣は、ミワちゃん。今までどこにいたの?
「レイカ、おっす。元気してた?」
そーいう感じなんだ、今日のミワちゃんは。
よく分かんないけど、これから決戦なんだって。何と戦うの?
「ココロとシオネの敵を討つ」
カリン、勇ましい。
で、敵ってだれ?
「町長」
「えっと、ウチは聞いてないけど、みんな大丈夫そう?」
「「「ウエーイ」」」
で、作戦会議。
「町長が、運営の元締めだった」
そなんだ。
「町長は蛭人間を操るヴァンパイア。かなり手ごわいと見た」
ありえるね。
「そして『R』の『死霊の塔』ステージの最後が町長室。つまり町長がラスボス」
「そこにヒマワリもいる」
「ひょっとして、制服聖女エリって、ヒマワリのこと?」
「その可能性が高い。確認できてないけど」
おー、ヌッパとビーチ姫。
「ダブルチームを組んで、それぞれギジドーを目指す」
え? それだと一人あまるんだけど。ウチ、マネージャーだからまた放置プレー?
「ミワとナナミ、ついでにレイカは東棟から」
了解。ついでにレイカって、なんだか。
「ユサとウチは、西棟のジョーシツ寄ってから行く」
ジョーシツ? みんなキョトン。
「情報管理室。ネットワークとかデータベースとか管理してる」
カッコイー。そこで何するの?
「ギジドー前で、落ち合おう。じゃ、ケントーを祈る。スレイヤー」
え、これって『R』の続きなん?
「まちがえた。辻女ファイト」
「「「ファイト」」」」
「じゃあ、ウチらは先に行こう。ユサ、サーバー室は大丈夫?」
「メンテでーすって言えば、フリー」
「今夜のイベントは『妓鬼・フィーバーナイト』だ。きっとやばい実況やってる」
「そうだけど、ちょっと不安」
カリンたち行っちゃった。