第30話 帰還後の休日
文字数 840文字
二日を掛けて馬車でブライトンに戻ると、もう夕方の日が暮れた頃だった。俺は黄金の卵亭に泊まろうと思ったのだが、生憎いっぱいらしい。バネッサとドロシーからは、よかったら彼らの家に来ないかと誘われた。俺は疲れていたので、お言葉に甘えて二人の家に泊めてもらうことにした。何のこともなく、彼らは魔術師ギルドの2階の部屋に住んでいたのだった。まだ余分に部屋があるらしい。
魔術師ギルドの2階は思ったよりも広くてキッチン、ダイニング、リビングなど、個室が数室あるので二人以外でも何人かは泊まれるようだ。俺は個室を一つ割り当てられた。空腹になってきたのでキッチンに入り、夕食を作ることにした。メニューはインド風カレーにしよう。
【インド風カレー】
◯深めのフライパンで繊維に沿って薄切りにした玉ねぎをかなり濃い飴色になるまで炒める。(塩をひとつまみ入れると早い)
◯すりおろしたにんにくと生姜を一片ずつ少しの水に溶かしてからフライパンで水分を飛ばす、熟したトマト(これは常備されていた)を同じように炒めて水分を飛ばし、赤ぶどう酒もカップ一杯入れて水分を飛ばす。
◯収納から俺特製のカレー香辛料(クミン小さじ1、ターメリック小さじ1、コリアンダー大さじ1、パプリカ小さじ1)を出しフライパンで軽く炒め香りを出す。カップ2杯の水を入れて沸騰したら大きめな鶏肉(エミューモモ)を入れて弱火で火がとおるまで。隠し味はインスタントコーヒーを一つまみ。
40分程で良い匂いがしてきた。バネッサが買っているハードパン(丸いカンパーニュのようだ)とともに頂く。香辛料が混ざった香りと多少の刺激はあるもののホットペッパー系のものは入れてないので辛さはあまりないはずだ。二人は目つきが危ないくらいに必死に食べている。完全にこいつらの胃袋は掴んだぞ。
いかん、これではますます二人とも俺にひっついてくるのではないだろうか・・・。
食後には、桶の水を部屋に持ち帰り、体を拭く。やっぱり風呂かシャワーがあるといいなあ。
![](https://img-novel.daysneo.com/talk_02/thumb_2b20a8f4bb2bdf2816e2a264fc36db04.jpg)
魔術師ギルドの2階は思ったよりも広くてキッチン、ダイニング、リビングなど、個室が数室あるので二人以外でも何人かは泊まれるようだ。俺は個室を一つ割り当てられた。空腹になってきたのでキッチンに入り、夕食を作ることにした。メニューはインド風カレーにしよう。
【インド風カレー】
◯深めのフライパンで繊維に沿って薄切りにした玉ねぎをかなり濃い飴色になるまで炒める。(塩をひとつまみ入れると早い)
◯すりおろしたにんにくと生姜を一片ずつ少しの水に溶かしてからフライパンで水分を飛ばす、熟したトマト(これは常備されていた)を同じように炒めて水分を飛ばし、赤ぶどう酒もカップ一杯入れて水分を飛ばす。
◯収納から俺特製のカレー香辛料(クミン小さじ1、ターメリック小さじ1、コリアンダー大さじ1、パプリカ小さじ1)を出しフライパンで軽く炒め香りを出す。カップ2杯の水を入れて沸騰したら大きめな鶏肉(エミューモモ)を入れて弱火で火がとおるまで。隠し味はインスタントコーヒーを一つまみ。
40分程で良い匂いがしてきた。バネッサが買っているハードパン(丸いカンパーニュのようだ)とともに頂く。香辛料が混ざった香りと多少の刺激はあるもののホットペッパー系のものは入れてないので辛さはあまりないはずだ。二人は目つきが危ないくらいに必死に食べている。完全にこいつらの胃袋は掴んだぞ。
いかん、これではますます二人とも俺にひっついてくるのではないだろうか・・・。
食後には、桶の水を部屋に持ち帰り、体を拭く。やっぱり風呂かシャワーがあるといいなあ。
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