第三十章 過去の真相 登場人物

文字数 890文字

○ピョク・ヒョオル
農民出身の料理人。その才能と知略を武器に、宮中の『建穏院(ケヨンウォン)』の料理長に登り詰める。新王妃の下に付き、数々の陰謀を巡らせる。これまでの功績から、大膳師君(だいぜんしくん)の称号と、貴民(シャノル)の待遇を授かった。

○ジャビ(リトク)
ヒョオルの陰謀によって罪を着せられ流刑となった王の第一子。ヒョオルの悪事を白日の下に晒すため、自ら顔を焼いて身分を偽り料理人となって宮中へ戻る。菜園に配属される。

○サユ
建穏院(ケヨンウォン)』の権女官(けんにょかん)。ヒョオルを慕っており、ともに新王妃の手先として暗躍する。現在はファマ王太子の食事係。

〇ゾラ
宮中の菜園の雑吏(ソギ)。その腕の良さで王からも信頼され、特別に菜園の雑吏(ソギ)のまとめ役を任されている。ヒョオルの配下となり、彼のために働く。

○新王妃
王太子ファマの母で、前の王妃と王女、それにファマの兄であった王子二人をヒョオルと手を組んで排除した。

○ファマ王太子
新王妃の生んだ王子。

○タンモン
宮中の重臣。派閥経市派(プリョルネ)の筆頭。新王妃の後ろ盾。

○王
現在の国王。誠実な人柄で善政を敷いているが、ヒョオルに騙され、彼を非常に信頼してしまっている。

○ハザ・トンジュ
商人。料亭『梅月(ファリウォ)』の主。紙問屋だったが手広く商売を広げ、貴民(シャノル)とも交友関係を持つ。ヒョオルの活躍で、朝廷の権力者と繋がり、更には王宮御用達の商家として、王宮との商売を独占してちる。

○キッタム
芸妓。外の料亭にいるときからヒョオルを手助けしている。今は妓楼の主となり、王室の宴会に独占して芸妓を送り込む。

○カンビ
宮衛署(インケク)』の北門守備隊長。ヒョオルに賄賂を渡して親衛隊長となった。

○ソウジュン
『明裁署』の官吏。ヒョオルはとカンビの間で賄賂のやり取りがあったことを告発して罷免された。

○ホンガル
建穏院(ケヨンウォン)』の料理人。民間出身。『勇栄(ソニパ)厨房』の担当。

○マァヤ
建穏院(ケヨンウォン)』の女官。『勇栄(ソニパ)厨房』の担当。

○クムナ
建穏院(ケヨンウォン)』の女官。『勇栄(ソニパ)厨房』の担当。マァヤの親友。

○トック
建穏院(ケヨンウォン)』の料理人だったが、ヒョオルの悪事を知ってしまい、盗みの罪を着せられ追放される。今は罪人の流刑地の食堂で働いていたところ、リトクと出会い、彼が身分を偽る手助けをし、請われて料理の師となる。
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