第46話:清水と薫子のMMタワーへ来客

文字数 1,610文字

 その話をじっと聞いていた、元・大手出版社の久石が、面白いとつぶやいた。次に、清水なら賢いから、この話を小説にまとめてみないかと言った。その理由は、ストーリーが、感動的であること。事実を元にしていること。人数の多い、中高年に受ける可能性が高い。この3点が、あれば、書いて出版してみる価値は、十分にあると言った。

 まず、会社主催の小説コンクールに応募しろよと伝えた。清水が俺は文系ではないし、難しいのではと伝えると問題ない君ならできると言った。それに、俺も、できるだけ面倒を見てやるよと言った。すると同窓生達も、是非、やれよと言い応援するからと言ってくれた。薫子も、やってみたらと言い、全面協力するからと、言ってくれた。

 そうだな、挑戦してみようと言うと拍車があがり、清水は、小説にまとめる決意を固めた。今回の同窓会は、ドラマチックな展開だなと、富岡も感心。久石が、ところで、どこに住んでるの聞くので、みなとみらいのMタワーと言うと、わーすげー、パシフィコ横浜の、すぐ近くの豪華マンションのMタワーかと聞くとそうだと答えた。

 買ったのと聞くので、いや賃貸だというと、家賃は、どの位と聞くので25万円というと驚いていた。なんで、そんなに金持ってるのと聞かれ、たまたま投資で稼げだのと薫子さんの遺産が、約1億あったというと、みんな唖然としていた。2人だけで、住んでるのと聞かれ、そうだと言った。

 今度、遊びに行きたいわと、女性達が言うと、どうぞと、薫子が、言うと歓声が、あがった。相変わらず、清水は、スケールがでかいねと、笑いながら男性達が言った。女性達は、うらやましいと言うだけであった。21時となり一次会は終了して、2次会は、歩いて、すぐのウインドジャマーと告げると1人が遅いからと言い帰り7人で店に入った。

 そして、オールデイズ・ミュージックをリクエストして盛り上がtt。女性達は、薫子を囲んで、ひそひそ話をして、にやにやしていた。男性達は、音楽にのってリズムをとったりしていたが、ジャズの演奏には興奮した。そうして22時半には、お開きとなり、久石が、清水に、電話番号やメールアドレスを教えあった。

 今後、小説を書くのを手伝うから宜しくと言って帰った。その後、2016年12月24日、同級生の今市節子、雨木久子、樋口清実から電話で、正月の1月3日、お邪魔してよいかと電話が入り家にいますと答えた。そうして得2016年が終わり2017年を迎えた。長男の清水敦夫と長女の百合が、12月31日の晩に来ると連絡が入った。

 百合が、夜19時に来て、空腹だと言うので野菜と肉の炒め物を薫子が、つくり食べた。その後、疲れたと言いシャワーを浴びた。21時頃、長男の清水敦夫が来て食事は済ませたと言い、父と、酒を飲んで今年の仕事の話について話し出した。すると、百合が、出てきて挨拶したが、眠いので、お先に寝ますと言って床に就いた。

 敦夫もシャワー浴びますと言い22時過ぎには、床に就いた。そして翌日、2017年、元旦は7時前に薫子が起きて、お雑煮を作った。7時に清水が起き、続いて、敦夫と百合が起きて、新年のあいさつをして、お雑煮を食べた。敦夫と百合が、今日帰ると言い昼食のトーストを食べて13時過ぎ、みなとみらい駅から東京へ帰り薫子と清水が、子供達を見送った。

 翌1月3日、14時頃、今市節子、雨木久子、樋口清実が、お土産を持ってやってきた。そして海を見て素晴らしい景色ねと叫んだ。まだ暖かいので横浜インターコンチネンタルホテル近くの海岸沿いを薫子と今市節子、雨木久子、樋口清実の4人が、散歩に出かけた。

 16時頃には、帰って来て、彼女たちが持参した、おせち料理を広げ夕食を食べた。その時、いろんな話をして、19時には、帰りますと告げた。清水のマンションからランドマークタワーの方へ歩いていき、桜木町駅から、それぞれの家に帰っていった。
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