第29話:カルチャー教室の英会話教師の面接

文字数 1,664文字

 その後、実際に英会話教室見学していって下さいと言われ教室に清水と共に入った。すると男性は70歳代、女性は40歳代でクイーンズイングリッシュできれいな発音、にこやかに雑談をしていた。笑い声もあり良い雰囲気だった。ただ女性教師が、イントネーション、アクションを注意したり、ちょっと厳しい感じがした。

 男性教師は、女性教師に主導権を握られ動いてる感じ。そして、薫子は、内心、この女、気位が高く鼻持ちならないと言う気がして、友達には、なれないタイプと感じた。そして男子教師は、女性教師に気を使ってるのが良くわかった。やがて授業が終わり、また、受付に帰ると、どうでしたかと聞くので良い雰囲気ですねと答えた。

 そして、マネージャー風の男性が、また、電話して、来てもらう事になるかも知れませんが、かまいませんねと聞くので、結構ですと答えた。清水が、自分もカルチャークラブに興味あるが、みなとみらいと横浜駅に、他、2軒のカルチャークラブがあるけれど、授業の時間、雰囲気は、同じ感じですかと聞いた。

 詳細はわかりませんが、東口には読売新聞系で、ここは、朝日新聞系で英会話は、うちは、火曜、木曜で、読売さんは、水曜、金曜で時間は1時間ですねと言い、みなとみらいは、NHKさんで、授業料が、少しお高いようですと言い、詳細はわかりませんがと言った。いろいろ、教えていただきありがとうと言った。

 旦那さんも是非、生徒として入りませんか充実した老後を過ごせますよと笑いながら言った。後日、NHK,横浜駅東口・そごうの読売新聞系のカルチャースクールをたずねた。NHKは、薫子が、どこの大学を出たかと聞かれ、大学出てないというと急に反応が悪くなった。また、月謝が、他に比べ2倍近くする。

 また、年齢も40、50代も多く本格的に英語を習い何かしようという雰囲気がして普通のカルチャークラブ都は違った感じ。最後に横浜駅東口、そごうの読売系のカルチャースクールでも大学卒業ですかと聞かれ、高卒ですと答えると、途端に反応が冷たくなったのを感じた。また、駅を降りてから10分以上かかりビルの中の教室の場所もわかり難くと感じた。

 2週間後、朝日新聞系のカルチャースクールから電話が入り採用しますと言い時給3千円と交通費の条件ですと言われた。7月の第一火曜日11時から来て下さいと言われた。言われたとおりに、出かけ、最初の日は、清水も一緒に行った。すると10時半に行くと早く来られたのですねと、マネージャー風の男に言われ別室で話して良いですか言われた。

すると、こっちの事情ですがねと言い、新しく女性の教師を入れるとわかると、もう1人の女性が、怒っちゃいましてね。私に何か不満あるのですかと言いだしたというのだ。彼女は、積極的で能力もあるのですがワンマンで、実のところ男性教師も困っていたのですよと言った。あまりひどいので、やめて、もらうつもりだと述べた。

 そこで彼女がやめたら毎週火曜、木曜、1時間、働いてもらって良いですかと聞くので、えー、結構ですと答えると、安心したように助かったと言った。もし、彼女が途中で、やめても来てもらえますねと聞くと、家も近いし、他に仕事してないのでOKと言うと週2日勤務と決まり次第、直ぐに電話しますと言い、マーネージャー風の男が頭を下げた。

 翌週、電話が入り2013年7月から火曜、木曜の週二回勤務して下さいと言われ了解した。電話口で、あの女性の怒りが収まらず、やめると言い出したので、これ幸いと、退職してもらう事にしましたとうれしそうな声にかわった。やがて7月、第一週、火曜日、7月2日、薫子と清水は、電車で横浜駅に向かった。

 清水が、本屋を見たり横浜を散歩しているから必要だったら電話してと薫子に言った。もし電話なかったら適当な時間に1人でマンションに戻ると薫子に言ってわかれた。その後、1時間して、日産のショールームを見たり、本屋を回ったして12時15分になり電話が、入らないので、清水は、少し買い物をして自宅のマンションに帰った。
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