第37話:初詣でと新年会のお誘い

文字数 1,546文字

 その後、12月24日、近くのスーパーマーケットで、シャンペンとフライドチキンとケーキを買って2人だけでクリスマスパーティーを開いた。マンションのリビングの部屋から見える横浜港の船の灯りを見ながら、今年の夏の北海道旅行の話をした。つい先日の中学時代のクラス会をして昔の旧友の変わり様について尽きない話を長い時間続けた。

 そしてシャンペンが、ほど良く、まわり、その晩は、久しぶりに、ゆっくりと時間をかけて、ナイトライフをを楽しんだ。翌日は、早く起きれずに8時頃まで寝ていた。しかし晴天の青空を見て、いつものように11時頃からマンションから海岸の方まで散歩に出かけた。帰って来る頃には、部屋から強い光が差し込み部屋の温度が上昇し、まるで温室の様な暖かさになった。

 やがて、2013年が終わりを告げ2014年が空けた。今年、伊勢山皇大神宮に初詣に行き健康を祈願。家から徒歩30分で行き、帰りに喫茶店に立ち寄り家に帰ってきた。数日後、横浜中華街に自転車で出かけ北京料理店に入り昼食を食べ、肉まんとあんまんを買った。マンションの鍵を開けようとすると電話が入った。

 急いで室内に入ると英会話の講師の仕事を終えてから奥さんが、招待された新年会に着ていくドレスを探しに行くと言うので横浜駅で待ち合わせた。その後、3回に分けてルミネ、モアーズ、高島屋、マルイ、ポルタ、そごう、ジョイナスを周り10件以上、見て回り薫子に会いそうな衣装を3点見つけた。清水が、一緒に回って、そのうちの2点を買ってあげた。

 家に帰ってくると早速、鏡の前で着て見て、笑顔で、ぐるっと一回りして買ってくれてありがとうと感謝してくれた。1月19日になり昼過ぎから薫子が、ドレスを着て楽しそうに合わせる小物を選んでいた。16時半過ぎ家を出て17時半に、日比谷の東京帝国ホテルに到着して、指定されたレストランに行き、紅茶を飲んだ。

 すると清水に挨拶してくるカップルが、次々と挨拶しにきて予約した部屋に案内してくれた。そして清水が、薫子を紹介した。すると、きれいな人ですねハーフですかと聞かれた。さすが清水さん新しい彼女をつくったのと言われた。そして新年会を企画してくれた伊丹洋三さんが、今年も元気で頑張りましょうと、乾杯の音頭を取り、新年会が始まった。

 すると薫子に、どちらの国のハーフなのですかと聞かれ、祖母がユダヤ人ですと答えた。するとスリムでいらっしゃると女性達から言われた。ダイエットの方法も伺いたいわと言われると、元々、やせ型なので昔も今もスタイルは変わりませんと言うと、うらやましいと言われた。それを聞いて、薫子は、うれしそうに喜んでいた。

その後、男性達は、株の話題で盛り上がりSP500ETFを大量に買い込んでいてアメリカ株が上昇して儲かっていると話した。清水にも株やらないのですかと聞かれ、以前やっていた。しかし、その後、為替に興味を持と豪ドルに投資してると話した。清水が、その他は、と聞くと、海外旅行やクルーズの、話題が多かった。

 さすがに開業医は儲かっているのですねと言うと、それほどでもないと、その男が答えた。彼は、酒が回って、次に車の話題になりベンツからレクサスに乗り換えたが、燃費が良いのに驚いたと言い、日本車は、やはり良いねと再認識したと話すと、私もアウディからレクサスにかえたいと、もう1人の医者が話しかけた。

 新年会も20時になり清水も2次会に誘われたが、家が、横浜で遠いから帰ると断った。駅までタクシーで行き、横浜駅に着いて、タクシーでマンションまで帰った。家に帰り、風呂に入って冷蔵庫のつまみを出してビールを飲み話し始めた。薫子が、開業医は、やっぱり稼ぎが違うのねと言ったが、服のセンスは今一つだと言った。
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