第28話:温泉施設とカルチュアースクール教師1

文字数 1,650文字

 2013年5月の平日の日、昼前に、マンションから清水が先導して自転車で10分の「横浜みなとみらい万葉倶楽部」という温泉施設に行った。ここの風呂から横浜の海を見る事もできるし、浴衣に着替えて海、みなとみらい、ランドマークタワーの夜景も楽しめると言った。温泉は、湯河原の方の温泉の源泉をタンクローリーで大量に運んでるらしいと話した。

 本当、信じられないと言った。そのうち到着してフロントで入館手続きを取り、お風呂に入って、1時間後に、会う事にして浴衣に着替えて、景色の素晴らしい施設内のベンチに座って、観覧車やランドマークタワー、運河の景色を眺め涼んだ。すごい施設ねと言うと少し周りも見ましょうとぐるっと回った。

 その後、マッサージでも受けると清水が聞くと、やめとくと言った。もう一度、風呂に入って、食事をして万葉倶楽部を出て、マンションに戻った。戻って、ビールを飲みながら、本当、ゆっくりできて幸せだ。けれども、生まれつき貧乏性なのか、何かしてないで、ぶらぶら過ごすのが苦手なのと言った。

 では、何したいと聞くので、私の特技と言えば英語位かなと言い、中高年の方の英会話教室の先生でもやってみようかなと言った。わかった、それなら明日から一緒に職を探して上げると言い、パソコンを立ち上げて、情報収集を始めた。すると、ランドマークタワーと横浜駅東口、西口に、合計3件の大型カルチャークラブがある事がわかった。

 そこで、このマンションからの所要時間を聞かれ、みなとみらいなら、自転車かバスで10分、横浜駅は、自転車で20分、バスで15分と言った。どこが良いかしらと聞くと、全て、一緒について行って上げると話した。
「現地へ行き、直接、聞いたらと清水が言うと、じゃー、お願いしますと言った」

 そこで、2014年6月6日、電車で横浜駅につくと、最初に、横浜駅ルミネへ行き8階の朝日カルチャーセンターへ向かった。11時、少し前に行くと、教室が始まるようだったので、少し待って、11時過ぎ、受付の女性に用件を伝えた。男性の方が出て来て、薫子を見るといきなりハーフの方ですかと聞き、いいえ、クオーターですと答えると、なる程と言った。

 日本語は、どの位、勉強してますかと聞くので日本で生まれ日本の教育を受けたと答えると、少し驚いていた。ちなみに、どちらの学校ですかと聞くのでKW高校出てYK銀行に勤めてましたと伝えた。するとなる程と頷いた。では日本語は、完璧ですねと言うのでえーと答えた。英語は、どうですかと聞くので、何なら、テストして下さいと話した」

 その男性が、わかりましたと言い、ありきたりの日常挨拶をして来たので完璧に答え最後にジョークも交えると素晴らしいと褒めた。ここは、カルチャークラブで、60歳以上の方がほとんどで、和気あいあいと英語を楽しむと言った感じで、勉強を勧めていきますと話した。私も同年代だから問題ないと答えるとそうですねと言った。

 その後、ちょっと待ち下さいと言い、マネージャーの方を呼んできて、少し面接させていただいて良いですかと聞くので了解した。この人も一緒でかまいませんかと、清水を見ると旦那さんも一緒で結構ですと言うので部屋に入った。そして、今、現在、英会話教室の先生は、3人いて、1人は、40歳代の女性でアメリカ人、2人は、高齢の日本人男性。

 できたら男女2人でペアで授業をしてもらいたいので採用したいと言った。英会話教室は、週2回、火、木曜日、11時から12時で初級と中上級クラスで12名ずつ生徒がいると言った。そして、もし、火、木曜日、2回、先生をお願いするとした場合、ご都合は、どうですかと聞くので問題ありませんと薫子が答えた。

 家から、どの位ですとと聞くので15分と言うと、そりゃ近くて良いと笑った。勤務条件が、もし変わっても、問題ないですねと聞くので、問題ないですと答えると、そりゃ良かったと言い、是非、お願いしたいが、詳細は電話で知らせることで良いですかと言うので了解した。
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