第28話:2007年カリブクルーズ2

文字数 1,620文字

 やがて出港の16時になりデッキに出て船が動き出すのを待ていると遠くにはマイアミのビル群が見えた。そうして無事に出港して緊張したせいか初日は早めに床につき2日目、訪れたのはバハマのナッソー。朝7時に到着してフィンキャッスル砦やダウンタウンを散策しました。前日、船の全景をよく見ると、やっぱり大きい。

 フィンキャッスル砦の一番高い位置から眺めると遠く港まで見渡せ乗ってきた大きな船も見えた。そして余った時間で近くのビーチへ。出発は14時、ナッソー滞在は半日だった。ナッソーを出ると灯台のある岬を越え外洋へと出ると島が小さくなって行く。3日目は1日中、クルーズ、洋上で過ごし4日目はヴァージン諸島のセント・トーマス島のシャーロット・アマリィへやってきた。

 10時に到着し丘の上から景色を眺めヘブン・サイトモールの脇を通って徒歩で10分でロープウェイ乗り場へ到着。ロープウェイは往復で21ドル。8人乗りのゴンドラが3連結、20分待ってやっと乗れた。ロープェイに乗って5分、パラダイス・ポイントに到着。降りて少し歩くと景色の良い場所もある。実はパラダイスポイントがシャーロット・アマリィの最高に景色の良い場所。 

小高い緑の山に囲まれたシャーロット・アマリィの港、空の色、海の色ともに青く、白く浮かぶのは大型のクルーズ船。きっとこの場所でしか味わうことのできない景色です。小一時間、景色を眺め、その後、ロープウェイを降りるとすぐに乗り合いタクシーに声をかけられます。ダウンタウン入口まではタクシーで5分ほどだったでしょうか、料金は一人4ドルです。

 ダウンタウンメインストリートは両脇に多くの宝飾店、ブランド品店が並んで、店屋ばかりでした。船へと戻ったのは16時過ぎ、少し休んでからデッキへと出てみます。5日目はプエルト・リコのサンファンです。7時に到着し、ここでは世界遺産でもあるエル・モロ要塞とサン・クリストバル要塞を見学。8時、船を降りて散策を開始した。

 木々に覆われた歩道、右手のフェンスの向こう側に見上げる程の高さの城壁が続いていた。少し歩くと、海へ出て、ここから遊歩道が始まり船から、ここまではゆっくりと歩いて15分、この先は海沿いに遊歩道が作られ海へと迫る城壁を近くで見られる。少しあるくと私たちが歩いた中では城壁沿いにあった唯一の門です。この門をくぐると要塞の内側へと入ることができる。

 門をくぐり要塞の中へと入ると、そこはまだ普通の街でした。そこで、さっきの遊歩道を先に進身、10分で養蚕の本体に到着し、この奥でチケットを購入する。入口部分が5階になっています。一瞬、ここは要塞?と思うような雰囲気で、この階にはトイレや売店などがある。多層階になっていて、1階と呼ばれる部分から6階と呼ばれる部分に分かれている。

 その後、その要塞の砲台跡や実際に大砲が置いてあるところも見学できた。6日目は今回の旅の最終寄港地のタークス&ケイコス諸島のグランド・ターク島で過ごしました。プライベートなのかもしれない。ビーチの真横に接岸したのは11時、3時間ちょっとのカヤックツアーに参加して、ビーチで少しのんびりして、最後のカリブ海を楽しんだ。

 日が沈み始めた17時半にマイアミに向けて出港。7日目は1日中、船は海上を航行。荷物をまとめ、ゆっくりしていた。バフェへ行き腹ごしらえをして過ごした。思ったよりも船が揺れたので、船酔いになりそうだったので、その前に酔い止めの薬を飲んだ。8日目、6時前に起きてみると遠くにアメリカ本土の空が白々明けてくるのが見えた。

 下船が8時前から順次始まり飛行機の時間によっては優先的に下船ができると言う話。大きな荷物は前日の23時までに客室の廊下へと出しておくとターミナルで受け取ることができた。2007年12月21日、マイアミ空港ホテルで宿泊して、翌日、マイアミ空港から成田に向けて飛び、12月24日に日本に戻った。
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