第15話:株で大儲けと子供の米国留学

文字数 1,610文字

 1999年12月にソニー株を14000円で5千株売り、4830万円の純利益になり、残金が5400万円となった。1979年10月に初値、180万円で、泰平と志保さんで2千株買ったセブンイレブン株が分割を繰り返して。38倍の株数になっていて、38000株ずつ、夫婦で76000株となり、4.9億円となった。

 2000年5月に徳川泰平と志保さんが、全株売却すると63820万円となった。つまり徳川真一夫妻と徳川泰平夫妻が、17億6千万円を得て一瞬にして大金持ちになった。残金が18億2千万円となった。その後、徳川家の長女、徳川一美が兄と同じ様に米国短期留学に行きたいと言い兄に教えてもらったカリフォルニア大学サンディエゴ校の短期留学に応募した。


 その後、2001年6月から8月末までの3ケ月の短期留学に出かけたいと言ったので泰平が了解して、留学のための日本の代理店に、留学費用を支払い、その後、徳川一美がサンディエゴに到着した後、6月4日にサンディエゴの銀行の徳川一美が口座を開設し、そこに、父の徳川泰平が米国での滞在費用1万ドルを振り込んだ。

 8月末に無事、日本に戻った。帰ってきてから自分の英語力の程度がわかり勉強になったと言い、将来、出来たらアメリカで仕事をしたいと話した。夏、秋が過ぎ2000年12月24日のクリスマスパーティーに斉藤家の4人が招待されて徳川泰平の実家を訪れると大きなリビングに、大きな窓、4人掛けのソファーが2つ、8人掛けられる大きなテーブルがあった。

 そして特大のクリスマスケーキが用意され今年のヤフー株、売却で大きな利益に感謝し乾杯して和やかに料理を食べた。2001年4月に埼玉銀行でシティバンクという外資系の銀行の話題となった。1千万円以上預金したゴールドメンバーには無料で世界中の投資の話題提供や米国で為替手数料なしで使えるドルカード。

 さらにゴールド・クレジットカードの年会費無料サービスなど、日本の大手銀行から、上客が流れているようだと噂になっていた。そこて、気になっていたので、平日、半日、有給休暇をとって、大手町のシティバンクへ行き、サービスの詳細を聞いて見ると、うわさ通りであった。
そこで、徳川泰平は、即座にゴールドメンバーとして口座を作る事にした。

 すると現在、入会キャンペーンで、ご自宅に手紙を送らせていただき欲しいものを1点差し上げますと言い、また月に1回の勉強会の案内を送らせていただきますと言い同伴者1名様まで同伴できますと言った。為替も電話で金額をすぐ、お知らせするので気に入ったら外貨も買えますと言い、為替手数料は1単位1円と言った。

 もしシティグループのお客様を紹介いただきますと紹介キャンペーンとして入会キャンペーンと同じ品物を入会され人と共に紹介者様にもお送りいたしておりますと教えてくれた。数日後、また会社に半日の有給休暇をとって父をシティバンク大手町支店に連れて行きゴールドメンバーに入会させた。2001年4月に徳川太郎は早稲田大学機械工学科を卒業した。

 そして、自宅から近いホンダに入社し新しい部署のプライベート・ジェット部門に配属され大喜びした。しかし、2001年9月11日にアメリカニューヨークのワールドトレードセンターにハイジャックされた2つの大型ジェット旅客機が衝突しワールドトレードセンター南棟ビルが倒壊するという大惨事が起きた。アメリカに対するビンラディン率いるアルカイーダによるアメリカ同時多発テロ事件が起きた。

 これが世界中に衝撃を与えた。その後アメリカ国防総省本庁舎・ペンタゴンに、ハイジャクされたアメリン航空77便が総突して爆発炎上した。その後、アメリカ人たちは、ショックを受けて、その影響は長く続いた。そのために徳川太郎がホンダ狭山工場で研修後2002年からアメリカのホンダジェットの工場へ行くはずだったのが、1~2年延期となった。
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