第7話:未来の橫浜見学

文字数 1,606文字

 その後、東京駅から根岸線で、東神奈川に出て橫浜線に乗り換えて新横浜に着いた。数件見て回って、スーパーホテル新横浜に決めて公衆電話から部屋が空いてるか聞くと、ちょっと前にキャンセルがあったと言われ2泊の予約をした。その後、ホテルに入り説明を聞いてシングル・ルームの鍵をもらい部屋に入りシャワーを浴びて、爆睡した。

 そして目が覚めると土曜日の朝9時、もう一度シャワーを浴び仮眠し目が覚め、チェックアウトして出かけた。食事を終えると、今度は、どうやって元の時代に戻れるかを考え始めた。冷静になってみると2回とも平日の混み合った東京駅に起きたので、やはり平日の東京駅で挑戦するしかないか考えた。

 他には急に眠くなったり、ぼやーっとしてきたので、それが、元の時代に戻れる兆候なのかも知れないと考えた。それらを考え合わせると、明日も、大手町に行ってみようと考えた。時間帯は、通勤通学ラッシュの時間帯だった。今日は土曜日で、休日なので、難しいかもしれないと考え、月曜日まで、このホテル連泊しようと考えた。

 どうせだから橫浜見学でもしようと考えた。そして昼食をとって新横浜からJRで桜木町に出てみると、とんでもなく大きなビルが建っていて未来都市という感じがした。駅から続く道を行くとエスカレータで上がり途中、ベルトコンベアーに人が乗ってるのを見て面白そーなので乗ってみると何か不思議な気がした。

 みなとみらいと書いた看板を見て、高いビルを下から見ようとすると首が痛くなりそうなのでやめた。入り口から入ると、大きな階段で、今まで見たことのない様な、上から下までが見通せる大きな建物で、何とも不思議な空間だった。今日は休日と言うこともあるのか、とにかく人が多い。みんなが行く方へついていく事にした。

 長い通路をどこまでも行き、みんなと同じように階段を上がったりして大きいデパートの出口を出ると歩道になっていた。ホテルのような高い建物が、それを更に進んでいくと階段の向こうが直ぐ海になっていたので、階段を降りて石で出来たベンチに座り、海の向こうを見てみると、とてつもない大きな橋がみえ多くの車が多く走っていた。

 さらに、海の向こう側を見ていると風車のような物が見えたので、近くの人に、あの風車のようなものは何ですかと聞くと風力発電機と言って風車が回る事で大きな電気を発生させ電力を供給しているといったので、おもわず、スゲーと言ってしまった。更に、私、田舎者で良くわかないのですが、その他の名所はと聞くと、みんなの後についていくとわかりますよと言われた。

 そこで了解と言い、ついていく事にした。来た道を戻って大きな道の側道を渡る人が多いので、ついていくと、右側にジェットコースターがある遊園地のような物が見えた。更に、まっすぐと歩いて行くと茶色の倉庫の様な物が遠くに見えて、どこまでも歩くと20分位で多くの人が集まっている倉庫に着いた。その中に入ると、多くの店やカフェ、レストランが入っていた。

 その中を30分位見て回り外に出てみると向こうに見たこともない様な大きな豪華客船が2隻、停泊していた。そこで、近くの人に、あれは何と聞くと、あそこは横浜港に停泊しているのがダイヤモンドプリンセスと飛鳥Ⅱですと教えてくれた。そこで、興味がわいたので、さらに15分歩いて橫浜港に着いて間近で見てみると、とんでもない大きなに驚かされた。

 その大きさに圧倒されていたが、今度は、橫浜港を探検したくなり、生と板張りの広場を見て回り、左側に古い船が見えたので、また、近くの人に聞くと、あれは、氷川丸と言い、ずーっと昔から、係留されていると教えてくれた。

 マリンタワー、ホテルニューグランドも変わっていなかったが、ホテルの横に、高層のホテルが増築されているのが見えて、初めて見る景色だった。その後、山下公園へ行くと、よく手入れされている花がきれいだった。
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