第26話:ハワイ4島クルーズへ1

文字数 1,602文字

 その他ジムがありランニングマシン、トレーニング機器がそろっていた。卓球台が4台あり、空いてれば、いつでも使えたりミニバスケットコートもあった。もちろん大きなプールや露天風呂のように暖かいお湯が入った小さなプールもあった。夜に出かけるとドレスアップして、カードゲームに興じていた。紳士と奥さんと友人達がまるで、昔の映画「華麗なるギャツビー」を見ているような服装で何人も来ていた。

 何か不思議な感じがした。翌朝、陽が出た後、両親と共に甲板をゆっくりと潮風に吹かれながら甲板を1周した。カジュアル・レストランで珈琲とパンやピザ、サラダ、ケーキをゆっくりと食べて今日の計画を立てた。乗船時にオプショナルツアー「上陸した島での観光」は予約していたので集合場所に行くだけで良い。ホノルル港を出て8時にマウイ島カフルイ港に着く予定。
 
 ハレアカラ火山噴火口、見学ツアー、バスに乗って、途中で1回、休憩があり、その他はひたすら、走り、頂上付近に到着すると、あらかじめ用意してきた厚手のウインドブレーカーを着たが、顔に当たる、冷たい風で、息をするのさえ大変なほどだったので、さっと、見たら直ぐに、暖かいバスにもどり、窓から、景色を見ていた。その後、バスで昼前に、船に戻った。

 帰ってきて、部屋で休んで、午後16時前に、ハレアカラサンセット星空観測ツアーに出かけた。こんな景色は、普段では絶対に体験することの出来ないものだった。ハレアカラ山頂付近では雲海にゆっくりと沈む太陽を拝み、夜には今まで見たこともないほどの沢山の星。また、ラッキーなことにサンセットも星空も最高の状態で見ることが出来、最高の気分で船に戻って来た。

 3日目は、船の中でショーを見たりゲームをしたりして船内で過ごし18時にハワイ島ヒロへ向け出発した。ヒロではキラウエア火山ツアーに参加し昼過ぎにホテルに向かえに来てもらった。溶岩の上を歩くなんて、もちろん初体験。キラウエア火山は今もなお活発に活動している。ごるごつした溶岩の上を30分ほど歩いた。そのため運動靴で行ったほうが良い。

 海岸沿いをじっとみていると赤い炎が煙の中から見える。望遠鏡や雨具もあると便利。帰宅路は真っ暗なので懐中電灯を持っていくと良い。5日目はハワイ島コナへ、しかし、沖に停泊してテンダーボートでカイルア桟橋へ行きカイルア・コナに上陸。今日は女房と両親でコナコーヒーを近くのレストランで、ケーキを食べながら、ゆっくりとした。

 コナの町の素晴らしい景色には、本当にリラックスでき良かった。ゆっくり休んだ後、近くのカメハメハホテルへ行きキング・カメハメハの写真を見て回り16時頃にボートで船に戻った。6日目はカウアイ島ナウィリウィリ港寄港。バスにてワイメア渓谷へ。ワイメアの町からワイメア・キャニオン・ロードに曲がり30分行った所にあるのがワイメア・キャニオン州立公園。展望台まで来ると標高はおよそ3400フィート風が強く涼しいが、寒くはない。

 その地形の美しさは現在は死火山であるカウアイ島が活火山だった何百年も昔から、ゆっくりと時間をかけて隆起と浸食を繰り返した結果できた。展望台には多くの人がいるので自分なりに気に入った景色を眺めて写真に収めて深呼吸してからバスに戻ってきた。7日目は船でゆっくりして14時にオアフ島に向けて出港し17時頃に船の左舷に行きナパリコーストを見学した。改めてハワイの素晴らしい自然を感じた。

 海からすぐに急峻な、断崖絶壁がそびえ立ち海と断崖の景色のコントラストの素晴らしさと言ったら、表現しようもなく、素晴らしい。その後、明日のホノルル港での下船のために1泊分の衣類、洗面用具など身の回りの品は手荷物用バッグに入れて、それ以外は 夜中までに全て入れスーツケースを廊下へ出した。8日目、下船の日。8時半下船。しかし下船する人が集中するため非常に混んだ。
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