第42話:太郎の帰国と集中豪雨と超大型台風

文字数 1,733文字

 しかし、米国で仕事をしてる長男の徳川太郎は結婚して2児のパパになっていたので、3人目の孫と言うことになる。2012年5月5日北海道電力泊発電所が23時に運転停止1970年以来42年ぶりに日本の全ての原子力発電所50基が稼働停止となった。2012年6月6日、長男、太郎から久しぶりのメールが届き東日本大震災の被害は、どうだったかと聞いてきた、

 そこで、被害なし、皆、健康でやってると返信したが、久しぶりに仕事で本田技研の狭山工場に行くことになったので、3日、休暇をもらって、実家に、家族4人で来ると言うので、楽しみに待ってるとメールを返信した。そして、7月2日に、長男の徳川太郎が来て、奥さんのスーザンと初めて面会した。その日の夕方、一美の旦那の矢島泰造さんも来て、初対面の挨拶をした。

 泰平は英語が、あまり上手でないので一美さんと泰造君も英語は堪能でスーザンと親しく話をして志保さんと泰平は、もっぱら長男の太郎と話をして孫の4歳ジョージと2歳ティムを見ていた。2人の男のこのうちジョージが、少し太郎に似た感じがあったが、ティムは、お母さんのスーザンに似ていた。そして、夕食を終えても遅くまで話し込んで矢島泰造君も泊まった。

 そして、翌日は、泰平と徳川太郎の家族4人で、東京ディズニーランドへ出かけた。平日にもかかわらず、やはり混んでいて、その人の多さにジョージとティムが驚いていた。その後、アトラクションを見学して、多くの写真を撮って16時頃、ディズニーランドを出て17時半に実家に帰ってきた。その後、2日間泊まって、翌日、太郎一家が、帰っていった。

 2012年7月11日~14日、 熊本県阿蘇市乙姫で817ミリ、大分県日田市椿ヶ鼻で657ミリ、福岡県八女市黒木町で649ミリに達するなどで記録的な豪雨となった。2012年11月16日の衆議院解散に伴い2012年12月4日、公示、12月16日に施行。その結果、衆議院議員総選挙である野党第一党の自由民主党が、単独で絶対安定多数269議席を確保する大勝で、与党に返り咲いた。

 一方、政権与党の民主党は改選前の230議席からほぼ4分の1、前回衆院選の308議席からは5分の1以下に留まる57議席しか獲得できない他、現役閣僚8人が落選するなど、歴史的かつ壊滅的な大敗を喫した。これは福島原発時の対応のまずさが国民の怒りをかい大敗したのではないかと言われた。そうして、2012年は、再び、自民党の過半数獲得で、以前と同じ政治体制になった。

 そして寄せ集めの与党の実行力の弱さが国民から指示されなかったのかも知れない。その後、2012年が終わりを告げ2013年を迎えた。2013年5月21日にトヨタ株を6700円で20万株を13.4億円で売却し69680万円の利益を得た。地球温暖化によって様々な問題が起きているが、その中でも大きな問題が台風被害だ。特に2013年11月のフィリピンを襲った世界最大級の台風の被害は壮絶だった。

 2013年11月6日夜21時、中心付近で風速60メートル毎秒、最大瞬間風速85メートル毎秒の「猛烈な台風」となりフィリピン海を西北西に進んでミンダナオ島に接近。11月7日21時、更に中心気圧が下がって895ハクトパスカルに達し中心付近で風速65メートル、毎秒、最大瞬間風速90メートル毎秒と観測史上例をみない勢力となった。

 台風は現地時間8日午前4時40分頃にフィリピン中部のサマール島に上陸。サマール島からレイテ島、パナイ島とフィリピン中部ビサヤ諸島を横断して南シナ海へ抜ける進路を取った。11月8日朝の時点での勢力について合同台風警報センターは最大風速87.5m毎秒、最大瞬間風速105m毎秒としている。2013年11月8日早朝にフィリピン中部に上陸した。

 しかし、従来の台風のように上陸後に勢力は殆ど弱まらず、900 ヘクトパスカルの勢力を約一日半維持し、その間フィリピン中部の島々は60メートル毎秒以上の竜巻に匹敵するような強風と台風による局地的な低圧部による高潮に長時間襲われた。避難がしにくい早朝時という時間的要因などの理由によりレイテ島のタクロバンを中心に甚大に被害を引き起こした。
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