第43話 千葉件市原市の飯香岡八幡宮神社に参拝

文字数 418文字

神功皇后の息子の応神天皇は八幡神社の神様であり、全国的に展開されたいる。先日千葉の市原市にいったときのこと。房総線の八幡宿駅で下車し、飯香岡八幡宮神社に参拝した。由緒のある神社で、この名前の由来は、日本武尊がこのちへ来て、豪族から飯を奉納された。その飯の香りが素晴らしくかったので、飯香岡八幡宮神社と名付けられたという。国府八幡宮ともいい、上総国の代表格の八幡宮と社歴にかいてあった。ここは更級日記の作者の父である菅原孝標が四年任期で国司を務めていた場所である。
こんな所まで応神天皇が崇拝されていたのには驚く。先年頃、平忠興の乱があり、上総国、下総国、房総国は戦乱の最中に有り、村落は荒廃し、国府や国分寺や国分尼寺の立派な建物は破壊されてしまったと言うことである。
三十年前、市原市役所建設にあたり発掘調査をした所、国分尼寺の古瓦や遺跡が芋畑から出土し、上総国の国分尼寺跡と国に認定された。赤い紅殻の回廊が再建され、跡地に華を添えている。
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