第15話 神功皇后の福岡 嘉麻市の若八幡神社

文字数 441文字

岩﨑八幡宮から軽トラの案内で、若八幡神社に着いた。小高い丘に立派な由緒ありそうな神社がそびえ立つ。石段を登り、門をくぐると、その奥に赤い鳥居や赤い塀に囲まれた白壁の拝殿がある。なかなか豪華な感じである。由緒の掲示によると後冷泉天皇(第70代)が1053年に創建された。宇佐八幡宮の直轄で子供がこの神社であるらしい。坂下に立派な屋根を葺く住宅がある。呼び鈴を押すと50歳後半の女性が、玄関から鍵を外し現れた。神主さんだろう、神社の由来を話し頂いた。『山野の楽』という踊りがあり、「宇佐神宮から伝わり、今でも秋分の日に、子供たちが踊り、六十年前に福岡県無形文化財に指定されている」という。百羅漢と稲荷神社もあり赤い鳥居が氏子さんの寄付で対面の小山に並んでいる。「木は腐りやすいので塩ビ管仕立てで、長持ちする。あえて値段を教えてもらうと、一基25万円位の寄付で建てられる」という。平成六年(1994)伝承館建立(稲築町)と行政の後押しもある。神官の祖父が福岡県神社協会の幹部だったらしい

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