第22話 神功皇后の福岡 皇后は喰那尾山(栗尾山)に陣を美奈宜神社

文字数 598文字

羽白熊鷲の塚からダムの側を通り下り坂を行くと、美奈宜神社に着く。神社内の掲示には神功皇后と羽白熊鷲の戦いの事はかいていない。戦いの後、坂を下り平地から香椎宮に戻ったと思う。秋月方面に戻るには八丁超えのきつい峠を登り下りしなければならない。どうも納得がいかないので途中の社務所のベルを押した、しばらくすると老婦人が顔をだした。多分神主はるすのようだ。婦人に皇后や羽白熊鷲の話をするが「そういう話は聞きませんね」という。神社の説明書きがあるのであげましょうという。書き物をもらったが、どうも納得できないので、近所の2軒の家を回った。いずれも昔のことで分かりませんという。矢野竹地区では農家のオジサンが熊鷲と皇后の戦いぶりを、曾祖父の危機が足り唐説明してくれた。年代的には同じようだが 興味にない人には、なにも覚えていないだろう。車に戻り神主宅で貰った書類を確認した。神功皇后のことが書いてある
第14第仲哀天皇は急に病気になり亡くなられた。神功皇后はこのことを秘めて竹内宿祢を従えて敵対する羽白熊鷲を打つため小山田村を軍立ちされた。その時射手引軍を率いてこられた。当時、熊鷲は白髪山(古処山)を本城として領民を苦しめていた。皇后は喰那尾山(栗尾山)に陣を布き、武内宿祢との軍略を練り、これを討ち取られた。と創設に書いてあった。文書の方が正確に歴史を顕している。口づてはいい加減なこともあるのだろう。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み