第17話  聖墨菲(まふぃ)の法則集より抜粋②終

文字数 1,410文字

*探し物は、最後に探す場所で必ず見つかる。

*探し物は、最初に探す場所に必ずあるが、最初に探した時には見つけられない。

*なくしたものが一つ見つかると、何かが一つなくなる。

*交渉は、「ノー!」から始めよ。

*迷信ほどあてになるものはない。

*両極端は出会う。

*賢者は真実を発見して喜び、凡人は間違いを発見して喜ぶ。

*お湯につかると、電話のベルが鳴る。

*悪い状況は、放置しておくと、なお悪くなる。

*隠れた欠陥は、必ず表面化する。

*起きて欲しくないことほどよく起こる。

*捨てるとすぐに必要になる。

*良い判断力は辛い経験によって培われる。
 その経験は、判断力の悪さから生ずる。

*重要書類は、コピー機の中に置き忘れられる。

*床から落下することはできない。

*ボスよりも自分が優秀であることをボスに悟られてはならない。

*何かを落としても、蹴っ飛ばされるだけで、誰も拾ってくれない。

*組織内では、規則の厳守が、その効果よりも高く評価される。

*企業において、労働は組織の最下層に集まる。

*何をするかより、何をしないかの方が重要である。

*栄光はつかの間、無名は永遠。

*バカとは議論するな。はた目には、どっちがバカだかわからない。

*土曜の夜は若気のいたりで種を蒔く。日曜日の朝は、不作であることを神に祈る。

*ズーミングで大写しにした途端、選手は、ツバを吐いたり、鼻をほじったり、
 股間を掻いたりを始める。

*地図で一番肝心な場所が、折り目に当たっている。

*運転をするまでは、本当の罵りというものは知らない。やってない。

*右折するポイントにくるまでは、対向車はこない。

*家事とは、ちゃんと行われていれば、まず誰も、気にとめない仕事である。

 (この前提でやってあげるの。むしろ知られないように。山ほどあるから。)

*あなたが神経質であればあるほど、縁に欠けのあるカップ、口紅の跡がついたグラス、
 髪の毛の入った料理が回ってくる。

*ヒトは、普通に買えるものは欲しがらない。

*将来は、あって欲しくない、なって欲しくないものになる。

 (この法則は恐ろしい。海の近くには絶対住みたくないって言ってたヒトが、
  今では海上埋立地に家族で住んでいる。他にも沢山観察してきた。
  嫌がれば嫌がるほど、

は実現化してしまう。
  終局としては、それは経た方がよい。知らんけど…。)


*無秩序は、我慢をすればするほどひどくなってゆく。

 (男の出番は、ここにしかない。
  少々ヤクザな真似をしてでも、秩序の回復にあたらねばならない。
  ぶちかましたれやー!…。)



「ハイ、おっしまい」

最後に、自作のを一つ

*便器にブラシをあてれば、間違いなくハネが顔に飛ぶ。
 まったく気にも留めなくなると、不思議と起こらない。

 扱いが上手になったからなのか、無神経になったからなのか、
 それは誰にも分からない...。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 向こうには確かに何かがある。居る。これに辿り着けたならOK。

 それは超絶的な霊子頭脳としかなるまい…。

 これと意識的に関わるにはどうするか?。

 裏をかくことがさてできるか?。できるとすれば、いざ、どうやって?。

 薬は/毒も用いよう。良薬(れうやく)口に苦し。


 いかなる状況となろうとも笑い飛ばせるようになればいい。
 だって、すべての背景には、私のみにては、主がおられるのを知っているのだから。
 ならばバカにもなれはするさ…。




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