第41話  それは1972年のことだった…⓭

文字数 4,724文字

初稿。読むな!。崇

おかしな断絶があってー、起こっての再開。この現象は大変興味深い…。
先ずはダンテにおいて抜けた/抜かされたことから…。
どうやらこれをやんないことには、先には進めないみたいー。


         ダンテと合体して後の地上への初出現のシーン


最初の、神による侵略が為された、そしてダンテが誕生した舞台がソドム。
人間たちの一部が、神からの破壊エネルギーを逆に吸収して悪魔に変化することを悟って、
もう一つの標的であった都市ゴモラに対しては大洪水をもって滅ぼしにかかる。
この自然災害において運よく生き延びた人々の子孫がサタニスト。
神を憎む気持ちを抱き、悪魔の助けをする…。

要約:

本当の地球人は有史以前に神によって侵略されて滅ぼされたー。
生き残った一部の人々は神エネルギーを逆に取り込むことによって変身し、
悪魔となり、他の生き残りの人々はサタニスト(悪魔崇拝主義射)になたー。

でわーーー!。
いま現在、生存している人間たちとはいったい何者なのかー?
彼らは本来の我らと同じ地球起源の人類ではないのか?!

以降の内容はメデューサなる女悪魔(

)の説明をもってになる:
*改稿してます。

  いま地上を闊歩して歩いている人間こそが実は「神」なのです。
  元来の地球人たる存在を地獄に落としてた憎むべき宇宙よりの侵略者、
  その神そのものなのです。

  人間の肉体に宿る『魂』と呼ばれているものの正体こそが神!。

  細かく何億にも分裂した神は、世界じゅうに分布していた類人猿にとびこんだ…。
  類人猿は急激に進歩していった。それがいま人間と呼ばれていすものの正体なのです。

  世界にちらばる四十億と言われる全人類の魂が集まった時、
  あの凶暴な神となるのです…。

ハイ!介入:

ここは大変に興味深い部分になるのです。一部真実が語られている。
*嘘をつく時は、その効果を最大限にせんとするならば、
 本当の真実たるものも少し混ぜ込んでおくのだ。

元人アダムは創造に際して神よりの息吹を吹き込まれている。
これはプネウマとだけ理解するだけではなく、
御霊をも分けて入れて下さったと理解するのがいい。
ご自身の似姿とするべくの、特別の調合においアダムは創造されている…。

原罪が故に、この地球における有機生命体の体に入れられたは以前に説として語っている。
そして(ケダモノ)としての本能に翻弄されながらも、これを支配下におくこと、(ケダモノ)としての自己
イメージの結晶であるところの「自我意識」(

)を粉砕破壊滅尽することこそが、
この(時間制限つきの)生における課題であることは述べてきた…。

さて人類史を見渡すと、この地球の生存においては、長らく神とヒトとの交流は途絶えてしまっている。かっては割と繁盛に頻発してそれは為されていたものなのにだ。モーゼとか預言者らにおいて。使徒と化す前のパウロにおいて、信徒らにおいては聖霊や種の直接の関与に
おいてとか…。自分の場合は例外になる。人類はあるレベルの存在を獲得をしなくなった。
できなくなってしまったから、向こうも交信のしようがなくなってしまっただけなのだ…。
その条件については繰り返しておく。回心において自死を受け入れる、結果的に死んでしまうといった経験だ。『一粒の種、大地に敢えて落ちて死ぬるを選ぶなら、幾千、幾万、幾百万もの実を、結ぶことになるであろう』の、あの聖句がそのことについてを説いてくれている…。

自分は幼き頃より知っていた。この世の救い難さを意識する度に。悲しみの思いもて。
全人類のすべてが、そのみな全員が、一丸となって、本当に、本心から、神に念じて祈るとき、彼はその存在を人類に向けて改めて顕すであろうと…。

この地上における御霊の再統合、一樹化の現象だ。一体化をもっての共振が必要なのだ。

このことに、ただ一人でも、一瞬の疑いの念を挟んだり、
ことが起こることに、こころに(おび)(ひる)みがあったならば、
ことは絶対に起こらない。奇跡には対価たるものが絶対に必要なのだ。
これは物理法則に支配された制限でしかないものなのだろう…。

ヒトの祈りたるものが、本当の回心からの願いが、一定量に届かない堪らない限り、
発動はなされないように現在はなって



ざっと正統なるものを表してみたが、
ダンテにおいては、これらのあちらこちらにおいて修正が加えられてしまっている。
ど外れた、悪辣にして恣意的な、イカサマ野郎的置換がだ!。

原点を確認:

  さて、天で戦いが起こった。
  ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。
  竜とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。
  そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。
  この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、
  全人類を惑わす者は、投げ落とされた。
  

のである。
  

使

投げ落とされた。

だから聖書に則るのなら、負けたのは悪魔側の話しやん。
そんでこの地上に落とされよったと。いい迷惑やねーーー。
でもこの事態も、何らかの必然必要性からなのだ…。

その悪しきバイブレーションに染まった、受け入れた、支配された人々が、サタニストたる
悪魔崇拝主義者となる。世の穢れに一身に染まり切った人々のこと。金や権力、地位名声が
何より一番大事。策略策謀をもってであっても、暴力軍事力の行使強制をもってしてでも、
その思いたるものは絶対に成し遂げるー。わしらは悪魔的に頭がいいで〜のー人達。

『 だからー!』(稲ちゃん)

正/誤を真/偽を逆転させて、その間違ったイメージを物語の中でヒトのこころの中に植え付け
ようとしてんのさ。ここで困った話しをその要素たるものを一つ言っておかねばならない…。
その作品をその物語を読むという行為を通して、彼のバイブレーションたるものが読むものに
届けられてしまうという事実だ。そのことの質としては、翻訳家/仲介者/霊媒としての力量、
その素質、その備わる感性における優劣が関わってくる。また読む側においても同じだ。
そこにおける放射放散拡散解放、同化共振受領受胎はたまらなく魅力的である。
とてつもなく快感であるという事実だ!。

ある意味、自分は両方を知っている。まったく質が世界が違う。選択においては究極のところ、救いを求めるか、その後悔たるのを覚悟できる我慢できるのかの話になる。地獄で歯噛み歯軋りして永遠に暗黒の中で過ごすことにあなたは耐えられるだろうか?。

このことの現象に関しての考察は、いつかどこか遠いところで、誰もが見逃す領域にてやるw。

介入終わり:


そんで、ようよう最後の方で、事実を知ったダンテたる主人公は次のように思うのだ…。

俺は!
俺たち悪魔は!
全人類を敵にまわさねばならぬのか!

全人類を(ここはつまりは神を)地球の外にたたき出さねばならんのか!。

人間が敵だ!
全世界の人間が敵だ!
青く美しい地球をとりもどせ!

悪魔の手に!



そんでラストすべてのことを思い出した主人公は魔王であることの自覚のもとに
このように宣言する。

「世界中の悪魔を呼び集めろ。
 悪魔軍団を作るのだーーー!。」


介入:
ここで読むものに、吹き込まれるメッセージは気狂い沙汰のロジックだ。
自分以外の全ての人類が実際は敵であるとの刷り込み。分断/仲違い/嫌悪の推進。
我よしの、エゴの視点からすれば、この思いたるものはあながち分からなくもないけどねー。
そんで、あなたのエゴの満足に向けて、一緒に戦いましょうって、
同士たるべくの呼びかけをしている。

正に悪魔よりのヒトに向けての声かけとしては、本音であろうし要旨要諦たるべき内容。
そんで、「青い地球を取り戻せ」だと?!。
欺瞞も、下手な繕いも、いい加減にしろよーとの思いとなるばかりかな…。
介入終わり:


「アモンは生きいるか?マルバスは?ペリトは?バールは?」

  生きいるわ。ダンテの復活を待ち続けているわ…。

「そして…魔王サタン!」

*この後には一ページが、まるまる主人公の意味深な、固まったかのようなアップとなる。
*「シーーーン」と静まり返ったかのような緊迫感をもっての間が置かれている。
*注目すべきは、「!」が付いている

で、「?」はないことだ。
 その存在には、最初から疑念はないのだ…。

ここでの、その演出の含み、その強調の意味はーーー!
そうなのだ……。真の主人公であったのはサタン。
魔王ダンテは、それの

表象でしかなかった。

魔王ダンテの話は、もって回った展開/装飾/演出の挙句が、
すべてのビジョンの核たるものは、創作空想の源泉たるものはー、
黙示録におけるレッド・ドラゴンの解放にまつわる話しだったのだ!。

作者NG氏は、これを、物語を舞台として召喚するの役目を果たす。一種の儀式として…。
そして次作デビルマンにおいては、召喚されたるそれが、自身の目的を果たすべくの
活動展開の場としてお話しは作られることとなるのだ。


原典を、それに関する部分を今一度確認しておこう…。

  わたしはまた、一人の天使が、
  底なしの淵の鍵と大きな鎖とを手にして、天から降って来るのを見た。
  この天使は、悪魔でもサタンでもある、年を経たあの蛇、つまり竜を取り押さえ、
  千年の間縛っておき、底なしの淵に投げ入れ、鍵をかけ、その上に封印を施して、
  

、もうそれ以上、諸国の民を惑わさないようにした。

  その後で、竜はしばらくの間、

はずである。



作者は全くの無自覚で、その話しを読んだことさえなかったかも知れない。
もしくは読んだとしても、遠に忘れてしまってて、既に記憶にもなかったかも。
だとしてもだ…彼に創作におけるをインスピレーションを与え、その丸ごとを操っていた
その真の源泉としての存在は、そうであることを重々承知していたはずだ。
これは間違いのないこと…。



やはりだ!。その名前を軽々しく呼んではいけない。思ってさえもいけない。
名を呼ぶことによって、それを意識することによって、内容たるは、実体たるは、
背後より自動的に充填されてしまうのだ。それはそういったものなのだ!。

ろくなことになんないから。ろくなことしないから。
そのことの結果は、のちの、後々までも、あなたを祟る、縛る、損なうようなる…。

閑話休題。

お話の締めくくりは、どこか海上の孤島(それも鋭角なる巨山を抱く)に、
大勢の悪魔が渦を巻くようにして飛来してくる。山の頂に聳え立つかのようにして
立つダンテ。肩にはジニーたるメデュサがちょこんと乗っている。←マインドね。
そして、総員に向けて、攻撃の宣言を放つ!。

「みんな!時は来たぞ。
 二千年の時間は人間に自分たちが神だったことを忘れれさせた!」

「それと同時に神であった時持っていた超能力も無くした!」

「いまこそ悪魔たちの戦いの時はきた!」

「こい!魔王ダンテとともに…」





[終劇]



補足:

締めとしての、この部分にも真実がやや含まれている…。

「二千年の時間は人間に自分たちが神だったことを忘れさせた!」

さて質問です。

人間は確かに何かを忘れ去ってしまっているのですが、それは何でしょうか?。

2Fに精通されている方ならお分かりですよね♡。

「かってもっていた超能力も無くした!」

これも本当だ。

ひととの共感能力。直感、理性、道徳力…。



ここはまた後で追記します。




〈続く〉




あとがき:

今回もジニーは出せないかも…。

ん〜とねー

NG氏がダンテの最終巻②にあとがきを書いてるんだ。
それの転載も要約改稿した上で載せようかなと思ってるんだ。
そんで、その言葉に解釈を添えてしまおうかなっと…。

イエライ・イエライ・イエライ・イエライ…

おとろし・おとろし・おとろしわい…。

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