第26話②  デザートも。

文字数 5,741文字

 7/18放送のサタデーステーションを後日ネットで見た。
 その中の特集に注目


 先の内容のモデルとして使えるのではないかと思った。
 そんで上手くいきたれば、

デザートたるを読者の皆様に振る舞えるのでは!?

 っと思った次第なのでございます…。

 デザートでありますし、あっさりと簡単にでいかねばなりません。
 言葉は最小限で、解説はあくまでヒント止まりといたします。

 敬具






 それは抹茶のアイスクリンなのです。



Re: 第一ラウンド






船橋二和病院 労働組合 書記長
○○○○医師(女性)さんの会見より。
発言を

字起こしする。


「待遇が悪化し、夏のボーナスが史上最低水準になった。」

「当院でも非常に減収になっておりまして、
 まあそれが理由と病院側から説明されています。

「冬のボーナスはゼロかもよみたいな脅し、
 みたいなことも病院側から言われてまして…。」

「さらに退職金を減収するといった提案もあった。」

「コロナの減収をなんで(?)私たちの賃金で補填しなければならないのかってことは、
 どうみても納得できませんし、私たちが生活できなければ医療も成り立たない。」

「本当に生活ができなくなる人が増えて、この職場を去る人が増えるってことになります。」

「医療ってのは基本、人手なんですよね。
 人がいてはじめて十分良い医療ができると思います。

ここからナレーションが少し入る:

   組合は、経営側にボーナスの増額や
   医療スタッフの増員などを求めると伴に、
   市や県、国に対しても財政支援を求めた。

「それに対し、病院側は、コロナ禍の経営への影響は、
 医療・介護経営にとっては甚大であり
 職員の皆様の奮闘へ十分な賞与という形であらわせないことは
 誠に残念なことと考えております。」

そして最後に(彼女は)、現場の医師として危機感を露わにしました。

*再び会見シーンに戻る:

「すべての医療機関で働いている人
 すべての介護施設で働いている人
 経営者も労働者も、もう本当に我慢ならないって状況だと私は思います。』

以上が第一ラウンドでございます。




Re:では、ここで少し質問をさせていただきたく思います。

テレビがこの特集を組んだのは何故か?。
世間に露出させることによってガス抜きとしての効果狙い?
また内容的に(舞台造りは左系)リベラルな色合いがあるので
局的には世間に注目させたかった?。

これは自分にとってはどうでもいいこと…。

とにもかくにも、それは持ってまわって我が関心を引くこととなった。

これが肝心なこと。

その采配を活かすべく皆様の元にもお届けせねばと思い至った次第なのでございます。

少しだけ

をさせていただきます。

この女医さんって方の言葉から、あなたはこの人のことをどう思うだろうか?
彼女にとって、母体たる病院(会社)は、どのようなものだと理解されているのか?
彼女の人格に備わっている【 社会 Code 】はどのような特徴があるか?
これは彼女にとっての(鉄壁の)当たり前、彼女が社会、世間における常識/良識だと
信じて疑わないものに関わる。

大病院にて働く、勤続年数はかなり長い女医さんですからね…。
(どうも共産党の支持母体の病院であるらしい)

彼女は労働組合の代表たる書記長です。
その組合は病院の規模から考えると少人数のものであるらしい。
職員:599人+看護職:252人=851人
ストライキへの参加が8名だった。
このことからも、女医さんたるこの人物像について、なにがしかを、
察することができるのではないでしょうか?…。

とにかく、この医師であって、組合のトップの立場にあるこの方は、
現在、


そこにある苦しみをあなたはどう思うだろうか?どう見るだろうか?。

その不遇たるを改善すべく、この方は病院側と話合いを持ち、
そして最終、仲間と共にストライキを行う道を選んだ。
このことをあなたはどう思うだろうか?

そしてだ、やがてに、この放送のあった後で、もし病院側が折れて、
給与やボーナスを従来通り、職員に保証することとしたならば、
その決断は正しいことだと思われるだろうか?

そうであったならば、病院の経営サイドは、混乱を避けるべく日和った、
問題の先延ばしを行ったに過ぎないだけなのではないだろうか?
(古い病院で、病棟の建て替えの必要性も現在あるらしい)

*以上の質問に対する回答は私よりは準備いたしません。ご安心を。





抹茶パフェへと格上げさせていただきました。



Re: 第二ラウンド






待遇が悪化し、夏のボーナスが史上最低水準になった。

  月給としての昇給がなかったし、そのうえ夏のボーナスが
  とんでもなく少なくなってる!。こんな感じか…。
  会社員、労働者、サラリーマンとしては、このことのダメージは大きい。
  各個人において家庭事情は様々、いろいろあるだろうからね。
  そんで怒りが込み上げてくる。その向け先は当然に雇い主の病院である。


当院でも非常に減収になっておりまして、
まあそれが理由と病院側から説明されています。

  コロナ禍によって通院する客が極端に減少し、入ってくるお金が減った。
  予測外の災難に遭って。この要素の意味は大きい。  

冬のボーナスはゼロかもよみたいな脅しみたいなことも病院側から言われてまして…。

  さらっと予告して感触を確かめたかっただけなんだろうけど、
  当事者たちにとっては恐怖と怒りを掻き立てる話でしかなかった。
  怖気を振るわせるだけの許すことのできない内容でしかなかった。
  それを

と取ることは「エラー」でしかない。

さらに退職金を減小するといった提案もあった。

  減額できるように社内規定の変更を了承して欲しいだろうね。
  待遇の悪化で病院を去る職員が少なからず出てくることを見越してだ。
  労働組合に、このような対処を行うことの理解を求めている
。
  形式的なものに過ぎない。

ここまでの流れは簡単に整理すると:
  コロナ禍によって通院するヒトがいなくなって、病院は収入が極端に減った。
  今後、このことが改善することは難しいと判断する。
  よって支出(固定費)を抑えたい。

  残念ながら、これは当然な経営方針でしかない。
  収支のバランスをとることが経営なのだから。
  ことが過ぎれば倒産して、病院自体を清算せねばならなくなる。

再開:

コロナ禍による減収をなんで(?)私たちの賃金で

ってことは、
どうみても納得できませんし、私たちが生活できなければ医療も成り立たない。

   ここでのものの見方は悪感情からのものでしかない。
   無茶苦茶なストーリー構築が行われている。
   補填を皆の給与によってなどと病院側は考えていない。
   支出を抑えざる得ないだけ。
ここ大事。
   訳のわからん色付け、理論構築と、ボクが呼ぶ最たるものの芽生がここにある。
   さらに母体たる病院に対して自分たちが持っている力についての考察が行われてゆく。
   そちらが強引に出るのなら、こちらも力をもって対処するだけだと…。
   私たちの協力がなければ、前向きな働きがなければ、病院は成り立たないよと。


   本当に生活ができなくなる人が増えてこの職場を去る人が増えるってことになります
   よって。やってられないって思って、給与が低いって、この病院を辞める人が増える。
   そしたらばこの病院自体が潰れますよーって。

   これって脅しじゃん!。ハッキリ言ってこれは悪手。後の、やがてには、
   悪手であったがために、

間違いなく、本人に返ってくる。
   善手であることが、正義を掲げる上おいては、必須になる。よく覚えておいて下さい。

医療ってのは基本、人手なんですよね。
人がいてはじめて十分良い医療ができると思います。

  わたしら医療従事者、資格をちゃんと取って、経験を積んできた人間が揃ってこそ、
  病院は求められる役割が果たせるってもんなんです。
  誰のおかげで病院経営が成り立っていると思ってるんですか?。

ここからナレーションに切り替わる:

組合は、経営側にボーナスの増額や医療スタッフの増員などを求めると伴に、
市や県、国に対しても財政支援を求めた。

  そう、今回の事態なんかにおいては、自力ではどうにもならない職業職種が出てくる。
  そこで救いの手を伸ばすべきなのは、真の母体たるの、お国だ。
  でもそれをやると国庫が干上がってしまうので、おいそれと決断ができない。 
 
それに対し、病院側は:

コロナ禍の経営への影響は、医療・介護経営にとっては甚大であり
職員の皆様の奮闘へ十分な賞与という形であらわせないことは
誠に残念なことと考えております。

  そうした国の顔色を読んでか、
  病院側は現場に向かっては謝ることしかできない。
  言葉限りの遺憾の意を伝えるまで。

そして最後に、現場の医師として、危機感を露わにしました。

  危機感は自分の収入が減って、生活が益々苦しくなることを予想して。
  さらに職場を去らざる得なくなる事態を想定して。
  そうなると本当に医療サーヴィスを必要とする人間が困ることになる。

*再び会見シーンに戻る:

すべての医療機関で働いている人
すべての介護施設で働いている人
経営者も労働者も、
もう本当に我慢ならないって状況だと私は思います。

  最後の結びも、感情論でものを言っているだけだ。
  みんな我慢の限界を迎えていて、怒りの爆発の寸前だって。
  悪いけど実力行使で、事態の打開をこちらサイドにて計らせてもらいます。
  実際、ご自身の組合メンバーにてストライキを決行された。』



 〈了〉





あとがき:

すべては、彼女にとっての世界の顕れに過ぎない。
彼女の目覚めを促進すべくことは起こってるだけ。
舞台上にどれだけ多くの登場人物がいたとしてもだ!。

アレは彼女にとってだけの世界構築/世界創造でしかない。
実は、あそこにあるドラマの、全景すべてが彼女の夢なのだ。
どんな夢見にいるのかは吐露された彼女自身の言葉から察するしかないが…。

でっ!、観てて思ったんだけど…
よりその彼女の夢見を深くするだろうなって流れが、映像そのもの、
あそこにあった情景そのものの中に起こっているな〜って感じてたことだ。
この(しつらえ)自体がそういうヤバイものでしかない。
番組のディレクターの思惑ってやつ、彼の素性って奴もかなり問題だ…。

お医者さんで意識も高いであろう方にしては言葉の組み立てがぞんざい。
投げやりで、ぶっきら棒…現在は不貞腐れているの状態。
何がそうしている?、何故にそうでしかあれない?。

だから彼女の苦しみはそう簡単には解き難いだろうなって思う。
じゃあどうなるかっていうと、このままじゃあ


怒り、欲求不満、悪感情にこころは侵食されっぱなし。命がただ削られてゆくだけ。

既に瓦解しつつある日本経済で、お金の回転/流通を止めたことも致命的であった。

巷では急進的な考え方ばかりが声だかに叫ばれてゆくことになるかもね。
それも何の根拠も合理性もないままに。情勢の勢いだけに乗って!。
東京都知事選がそうだった。

マグマがどんどんと溜まってゆく。
もうろくな展開にしかなんないだろう。
経済的な好転は、もう他国間における戦争から引き起こる需要に依り頼むしか…。

彼女は…どうなんだろう…もがくよりも転職した方がいいと思うんだが…。
変革の戦士たらんとすることは、頭から外した方がいいと思うんだが…。

医者の肩書きや、その病院でのキャリアーは(くさび)としてそんなにも強固なんだろうか?。
転職するには確かに大変なエネルギーがいる。そして体力(蓄財)もないとできない。
その地域に、そこよりもいい待遇の病院が他にあるのかどうかもある。
あったとしても、そこが受け入れ体制にあるのか…。

また今さらだろうが、こういった不慮の災難への対処は保険しかない。
母体たる病院も、当然に市や国も当てになんない。
補填があったとしても、ほんの気持ち程度の、ささやかなもんでしかない。
しかしだ、そんな都合のいい保険ってのはあるんだろうか?。

更には、今後のリスクはお金があってもモノがない状況の到来だ。

夢たるを破り投げ捨て、前向きに健全に奮闘するしか脱出の術はない。
この時節に神に祈り縋ることができたらばいいのだが。
その為の窮地であるはずなんだが…。


その期間は(たぶん)、長くても 6〜7 年ぐらい…。


主よ、「

私を助け給え。
      ヒトの助けは、まったく空しい限りのものでしかありません。」(詩篇59-13)



おはり


https://news.yahoo.co.jp/articles/6d2697221c4c9eb0a517775cc196a41d5337d2f4
夏のボーナス削減、医師や看護師がストライキ
「とにかく破れかぶれ」「全国の現場に伝えたい」 船橋二和病院




付録:

流れの中で他の地域の看護婦さんの肉声が差し込まれていた。


  新型コロナ病棟での勤務には特別手当はなかった。手当なし。
  私は、病院のためになるならと思って…。本当は自分に感染する
  のも心配ですし、一緒に暮らしている家族に感染するのも不安な中で
 (病院に)行ったんですけど… それなのにっ!
  手当もなくてー!、ボーナスもなくてー!…。

 *悲鳴のような語り口だった。


所属する会社/組織/病院…なんでもいい…。
組織のあり方自体が変わらなければならない。
全員の自覚/意識/覚悟によっての「全体で一個の生命体」となるようにせねばない。
それも雄々しく逞しい存在。臨機応変なる機動性がそれの最たる特徴になる。
また気高い魂を備えたものとなるように。

完全業績連動制の給与体系になるな。
ボラがいやならそうならないようにみんなで考える。
これは自分においては叶えられなかった夢だ。



蛇足:

 病棟が複数あればだが、一棟は捨てて(これは外来専用とする)、
 

を罹患者

病棟へと改装する。
 東京からの大挙受け入れの承諾をアナウンスし、国と折衝する。
 これでもだめかね?。
 うまくいけば

、どでかい補助金を獲得できると思うんだが…。


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