第２２話　　天地照応。

今回は天と地の相関関係について...。
いつものごとく単純、上部のみでいきます。
抜粋は二箇所。

⓵

バプテスマのヨハネの［日/時］以来、今日まで
天国は激しく襲われている。
そして激しく襲う者たちが

それ

を奪い取っている』。　　　

And form the days of John the Baptist until now
the kingdom of heaven suffer violence,
and the violent take it by force.

［マタイ11:12］
［King James ver.］


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⓶

なんでも...あなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれる。
あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれる』。


Whatsoever you shall bind on earth shall be bound in heaven
Whatsoever you shall loose on earth shall be loosed in heaven


［マタイ16：19/18:18］
［King James ver.］


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⓵で驚くのは「天界が攻撃されている」との事象報告にある。

「誰によって？」は、悪の勢力以外あり得ない。

　中々に〈激闘〉であることが表現から察せられる。


でっ重要なのは、バプテスマのヨハネの活動が序びらきになっていること。

なんとなく地上の話しと天上の話しが重なっているかのように思えてくる。

何かとても重要な背景を含んだ内容なのだと思ってしまう...。


そこで⓶。


単純な言葉による文章だがえらいことがサラッと語られている。

地上の出来事が天界に反映しているわけだ！。

この照応関係は意外なことではないだろうか？。


ヨハネの活動開始をもってパラダイムが変更された。

そして天の核たる存在が人間として降臨した。

人間ヨハネが彼に洗礼を与える。


このことによって、地上が（剥身の）聖戦における舞台と変わってしまった。

人間は否応なく善悪の闘争を各自で果たさざる得ない状況に置かれてしまった。

その結果は天界にも影響してくる。


成否に関しては、今は各個人に委ねられているのだろう。

やがて、限度を越えた時が、天界による主体的な〈巻返し〉の始まりになるのだろう。