7日目
文字数 429文字
今日は強い雨だった。
職場に着くまでに濡れ雑巾みたくなってしまった。
思わず不機嫌になるが、だめだ。ポジティブ思考でいなきゃ!
佐伯さんもニコニコしながらチョコを食べているではないか。
私もチョコ食べよう〜♪
「雨、いやになっちゃうわ」
職場のお局高瀬さんが給湯室で愚痴っていた。きっと悪い言霊と波動を発している。
そっと給湯室から逃げると、佐伯さんに捕まった。
「こんな雨も私たちの集合意識が現実化しているのよ」
佐伯さんはしみじみと呟く。
「どういう事?」
「現実は全部自分で創っているのよ。私たちは一人一人が神様なんだから」
「へぇ。雨を降らせたのも私のせいなんですか?」
佐伯さんはなぜか大笑いをしていた。
「この雨はみんなの集合意識で思っていた事が現実化したのよ。量子力学でも証明されていて、潜在意識というのは……」
佐伯さんは難しい言葉をずらずらと並べていたが、頭の悪い私はよくわからなかった。
とにかく今日の雨も責任の一端が自分にもあるという事は思った。
職場に着くまでに濡れ雑巾みたくなってしまった。
思わず不機嫌になるが、だめだ。ポジティブ思考でいなきゃ!
佐伯さんもニコニコしながらチョコを食べているではないか。
私もチョコ食べよう〜♪
「雨、いやになっちゃうわ」
職場のお局高瀬さんが給湯室で愚痴っていた。きっと悪い言霊と波動を発している。
そっと給湯室から逃げると、佐伯さんに捕まった。
「こんな雨も私たちの集合意識が現実化しているのよ」
佐伯さんはしみじみと呟く。
「どういう事?」
「現実は全部自分で創っているのよ。私たちは一人一人が神様なんだから」
「へぇ。雨を降らせたのも私のせいなんですか?」
佐伯さんはなぜか大笑いをしていた。
「この雨はみんなの集合意識で思っていた事が現実化したのよ。量子力学でも証明されていて、潜在意識というのは……」
佐伯さんは難しい言葉をずらずらと並べていたが、頭の悪い私はよくわからなかった。
とにかく今日の雨も責任の一端が自分にもあるという事は思った。
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