双子流星群2021箱根仙石原

文字数 1,086文字

 流星群…いや、そもそも天体観測の合宿なんて、もう10年振りだ…人生、時が経つのは早い…。

参加者の一人は、そう思ったらしい。

 12月13日(月曜)及び14日(火曜)に、箱根仙石原(神奈川県箱根町)で学園天文部の合宿を実施し、双子座流星群などを観測して来ました!
 私は、相模湾に面する大磯町(1885・明治十八年、日本初の海水浴場らしい)で友軍と合流し、そこから箱根へと向かう事になった。

但し出発当日、電車の事故遅延という不幸なアクシデントに遭いました…。

 折角なので、周辺の地形を観察して見ましょう。

約700mの標高に位置する仙石原は、かつて箱根山の火口原湖であり、現在は湿原になっています。

 日没と共に、西の空には金星・土星・木星が見えるようになります。

今宵は、上弦の月(月齢9)も良く見えます。

暗くなった天空には、秋の星座が南北に広がり、やがて東からは、冬の星座も登って来ます。

 夜の観測は寒い…カップ麺を食べながら見たほうが良いのかも知れないw
 日付が変わり、明るい月が沈んだのを確認したら、いよいよ流星観測の極大…なのですが、外は足が凍る程度に寒いw
 インターネットでリアルタイム中継し、仙石原の現地だけでなく、大磯など全国各地のオンライン参加者とも通信しながら、有意義な観測を続ける事ができたと思われる…寒いけど。
 多くの流星群は、彗星の破片が地球の大気で燃えた物ですが、双子群の母天体は彗星ではなく、小惑星パエトンだと言われています。
 寒くて疲れたら、新館の浴場であったまろうね^^

ここでは、神山大涌谷から流れて来た仙石原温泉に入れるよ!

 箱根の中心にして最高峰である神山(1438m)は、2万年前(更新世後期)に生まれた成層火山です。

その中でも3000年前(縄文時代)に噴火し、現在も活動している火口が大涌谷であり、硫化水素H2Sなどを噴気している「硫気孔」です。

そんな神山大涌谷の地熱で温められた湧水が、ここ仙石原温泉に流れているんですね。

 翌朝。

朝食の後、アニメ(新世紀エ…)の舞台にもなったらしい旧校舎(本館)で総括を済ませ、解散!

 天文部の拠点である湘南大磯校を少し見学させて頂いた後、帰路に就いた。

ありがとう御座いました!

 夏だけでなく、寒い季節に(みそ)ぐ温泉も、時には良い物ですね…どうせなら、あと何回か入っておけば良かったかも…?
 現地訪問(オフライン)とネット中継配信(オンライン)を組み合わせた天体観測など、10年前には思ってもいなかった技法であり、今後も期待。
 お世話になった方々に、心から感謝です^^

いつかまた、ここで逢いたいね!

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登場人物紹介

 地球研究会は、國學院高等学校地学部を母体とし、その部長を務めた卒業生らによって、2007(平成十九)年に「地球研究機構・國學院大学地球研究会」として創立された。

國學院大学においては、博物館見学や展示会、年2回(前期・後期)の会報誌制作など積極的な活動に尽力すると共に、従来の学生自治会を改革するべく、志を同じくする東方研究会政治研究会と連合して「自由学生会議」を結成していた。


 主たる参加者が國學院大学を卒業・離籍した後も、法政大学星槎大学など様々な舞台を踏破しながら、探究を継続している。

ここ「NOVEL DAYS」では、同人サークル「スライダーの会」が、地球研究会の投稿アカウントを兼任している。

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