第8話 チャイコフスキー ピアノ協奏曲 スメタナ モルダウ なぜか、とも子
文字数 486文字
幸子はノートを付けていた。わからないことを書き出している。
コーヒーのコマーシャルのピアノの曲?
ウイスキーのコマーシャルの雄大な曲?
幸子の謎を解明していく。何年か前のコマーシャルの曲を口ずさむ。俺も思い出し口ずさむ。
幸子はノートに書く。
この会話、クラシック好きの母が喜ぶだろう……いや、無理だ。
幸子の数年来の疑問が解けていく。次に来る時はCDを持ってきてやろう。幸子からも教わる。彼女の心をとらえたジャズ、ロック、演歌、歌謡曲も。
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