第14話 モーツァルト 交響曲第25番 映画『シャイン』

文字数 720文字

モーツァルトはずっとわからなかった。今でも長調の曲はダメだなあ。短調のは好き。映画『アマデウス』の交響曲第25番ト短調。携帯の着信にしたこともある。

携帯に着信が。音でわかる。絶対に聞き逃さないための、モーツァルトの25番。この曲はまるで印籠だ。聞いたものは、途中だろうが、最中だろうがひれ伏す。ベッドでも、車の中でも、おそらく社内でも。
映画『シャイン』 実話です。

この映画を観て、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を知りました。(2番は有名)

毎日聴いていました。

映画のコンクール場面です。

メルボルンに生まれたデイヴィッドは、厳格な父親の元、ピアニストになるべく英才教育を受けていた。才能を発揮し、天才少年と呼ばれた彼は、アメリカ留学の話を薦められるが、父親が経済的な理由と、自分から離れていく事をよしとせず断ってしまう。しかし、コンクールでの演奏が評価され、イギリスの王立音楽院に奨学金で留学する話が持ち上がると、父親の反対に逆い、家を飛び出す形でロンドンに渡る。ロンドンでピアノに打ち込むデイヴィッドは、コンクールで難関であるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」に挑戦し、見事に弾いたものの、その後精神に異常をきたし始める。地元に戻り精神病院に入り、一進一退が続くが、療養所の女性に引き取られて退院し、ある日バーでピアノを弾き始め、それが新聞で話題に上り、再び演奏家の道を歩もうとし始める。

引用:シャイン (映画) - Wikipedia

倒れるわよ。映画みたいに。精神が壊れる。
来日した時に聴きに行きました。まさか生で聴けるとは思わなかった。すごかったです。最後はスタンディングオーベーション。曲はもちろんラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。
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登場人物紹介

作者

英幸《えいこう》

亜紀 英幸の義母

英輔 英幸の父

美登利

瑤子 亜紀の従妹

幸子 英幸のママ 英輔の前妻

香《こう》

三島 英輔の会社の部下

圭 英幸の友人

葉月

夏生

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