第47話 「かきむしられるような歌だね」と金八先生が言った

文字数 1,309文字

1980年放送『3年B組金八先生』に友川かずきが出演した。曲目は「トドを殺すな」と「犬」の冒頭部分。
金八先生が三原じゅん子演じる教え子に「かきむしられるような歌だねぇ」とつぶやいた、秋田なまりの絶叫は視聴者に強烈なインパクトを与えた。(20世紀秘密基地より)
何十年も前に『金八先生』の再放送で聴いた。冒頭部分だけなのにすごいインパクト。「トドを殺すな」というフレーズだけ覚えていた。検索したら……YouTubeはありがたい。すごい方なんですね。
訛りが懐かしい。
友川カズキ 秋田県出身。詩人でありミュージシャンであり画家という、様々な才能を持ち比類なき世界観で根強いファンを持つ。

「上京して飯場にいたとき、居酒屋の有線放送で岡林信康の『山谷ブルース』が流れて。歌詞で『今日の仕事はつらかった、あとは焼酎をあおるだけ』ってのがあって、これ俺のこと言ってる!って思ったんです」岡林信康との出会いから独学で音楽を始めた友川氏は数年後、当時のアルバイト先で知り合ったミュージシャン・宇崎竜童氏に見出され、歌手デビューを果たした。「トドを殺すな」(1976年)

 友川氏の曲が、一躍世間に広まったのが1977年の大晦日。作詞作曲を手がけた『夜へ急ぐ人』を「第28回NHK紅白歌合戦」で、ちあきなおみが歌うことになったのだ。

「楽曲を依頼されてから、ちあきさんのライブに行ったのですが、歌っている姿がジャニス・ジョプリンに重なって見えてね。とんでもない才気の持ち主でした」と、ちあきなおみから受けた感動を語る。

1977年の『第28回NHK紅白歌合戦』では本楽曲が歌唱されたが、ちあきの狂気を孕んだ絶唱は和やかだった会場の空気を一変させ、歌が終わるや否や、白組司会の山川静夫は「なんとも気持ちの悪い歌ですねえ」と台本に無いコメントを発した。

新型コロナウイルスに感染したタレントの志村けん(本名・志村康徳)さんが29日に亡くなったことが30日、分かった。70歳だった。志村さんは今月23日に陽性と判明。東京都内の病院で懸命の治療を受けたが、力尽きた。

「東村山音頭」「ヒゲダンス」「バカ殿様」。数々のお笑いを届けてくれた志村さんが「だいじょうぶだぁ」と元気に復活することはかなわなかった。(20/3/30)

出典: headlines.yahoo.co.jp

悲しい時も落ち込んでる時もこれを見たら絶対に笑えた。でも、今日だけは笑えません。幼少期からずっと大好きでした。たくさん笑わせてくれて本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りします。


昔『11PM』っていうテレビの深夜番組があって、あれに俺何回も出てるのよ。酒飲みながらの番組だからベロンベロンで「生きてるって言ってみろ」を歌ったの。そしたら、ちあきさんがたまたまその番組を見てたらしくて。それで「ああ、この人に曲をつくって欲しい」って思ってくれたみたいで、放送が終わって東京に帰ってきたらすぐ電話が来て。事務所に行ったら郷鍈治さんがいて、ちあきさんに曲をつくって欲しいと。それで決まったのよ。https://realsound.jp/2016/11/post-10107_2.html


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登場人物紹介

作者

英幸《えいこう》

亜紀 英幸の義母

英輔 英幸の父

美登利

瑤子 亜紀の従妹

幸子 英幸のママ 英輔の前妻

香《こう》

三島 英輔の会社の部下

圭 英幸の友人

葉月

夏生

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