第23話 ハスキーボイス

文字数 2,109文字

ハスキーボイスが好きで、声だけでお気に入りに。

作品にはハスキーボイスの少女が出てくるけど、ここに取り上げる歌は出てきません。

なんたって昭和の……青春時代に聴いた歌がほとんど。

サーロデリック・デイヴィッド・“ロッド”・スチュワートは、スコットランド家系のイギリスのミュージシャン。
1976年のシングル。『今夜決めよう』アメリカでは8週連続1位。

動画は……直球。40年以上前です。

2007年には音楽界への功績を認められ、大英勲章第3位を、2016年にはナイト爵位が授与されました。

ロッド・スチュワートは、下済み時代を経てジェフ・ベック・グループに参加、その後、後のフェイセズでリードボーカリストとなり、「リーズン・トゥ・ビリーヴ/マギー・メイ」の全英1位となる大ヒットでロック・シンガーとしての人気を確立しました。フェイセズの活動と平行してソロ活動を行っていたロッド・スチュワートはロックに限らず広い分野の音楽性を身に着けました。その成果として生み出したのが、フェイセズ解散後の1975年に発表されたアルバム「アトランティック・クロッシング」です。ロッド・スチュワートはこのアルバムの大ヒットでインターナショナルなシンガーとしての地位を獲得しました。

アルバムにはロッド・スチュワートの代表曲のひとつとなった「セイリング」が収録されています。「セイリング」はイギリスのフォーク系デュオ「サザーランド・ブラザーズ・バンド」による1972年の曲のカバーです。

人生を航海に喩えることがよくありますが、この歌詞の内容は、荒れ狂う遥かな海を親しい人(恋人・家族)の元へ航海して行く船乗りが、暗い夜に海難に遭い、死に行くときに親しい人にその想いを送るというものです。但しその中には「to be free」自由になるという言葉が印象的に使われています。これは何ヶ月も船の上で暮らす船乗りが陸に下りて開放されるという一般的な意味と、この世の苦しみから開放される、死はこの世の苦難からの開放という、古今東西に共通する悲痛な宗教的な意味を含んでいます。死によって自由になった魂は愛する人の元へ行けるという望みを託した印象的な言葉です。

イギリスでこの歌がヒットしたのはやはりロッド・スチュアートの歌唱によるものですが、続いてアメリカでこの歌がヒットした要因は、移民の国であるアメリカ人の出身国、大西洋を越えたヨーロッパへの郷愁、そしてまたベトナム戦争に出征し、戦火に倒れた人たちに重なる想いを代弁するものとして、アメリカ人の心に郷愁の歌、追悼の歌として受け入れられたからだと思います。(マジックトレインより抜粋)

素晴らしい声をもつということは、どんな音楽的才能を与えられるよりも幸福なことなのかもしれません。かつて、偉大なシャンソン歌手エディット・ピアフのことを「彼女なら電話帳を読んでも人を感動させるだろう」と言った人がいましたが、ロッドもまた何を歌っても人を感動させられる数少ないヴォーカリストの一人なのでしょう。(ポップの世紀より抜粋)

ハスキーボイスとともに「ボヘミアン」のヒット曲で知られる歌手の葛城ユキさんが6月27日、腹膜がんのため、都内の病院で死去した。73歳。昨年4月にステージ4の腹膜がんと診断され、直後に入院。2度の手術を受け、今年5月17日に1年1カ月ぶりの復活ステージに立ったばかりだった。

1984年に発表された、葛城ユキさんの「ヒーロー」

この曲は、日本でも大ヒットした映画「フットルース」の挿入歌のボニー・タイラーの「Holding Out for a Hero」の日本語カバー・バージョンです。

実は、この曲を最初に日本でカバーしたのは葛城ユキさんで、その4ケ月後に、麻倉未稀さんバージョンの「ヒーロー」が発表されたのです。

もんたよしのり
本名は門田頼命(かどた よしのり)1951年生まれ兵庫県神戸市出身のシンガー。
代表曲は「ダンシング・オールナイト」大ヒット曲。日本レコード大賞金賞、日本歌謡大賞放送音楽特別賞、日本有線大賞なども受賞。
彼の魅力はなんといっても、ハスキーボイスでの高音域の伸び!声量!魂が震えるような叫びのようなエネルギー!日本屈指のボーカリスト。

夢の中のねむり

原田芳雄&大原麗子

収録アルバム: 「冬と夏の物語」坂田晃一の世界

詳しい情報は検索しても出ない。『さよならこんにちわ』という古いドラマの主題歌『愛の伝説』を検索したら『冬と夏の物語』が出てきた。よしゆきさんはたぶん『冬物語』の主人公浅丘ルリ子の相手役、原田芳雄の役。大原麗子も出ていたらしい。

昭和を代表する人気女優といえば、その名前を挙げる人も多い大原麗子さん(享年62)。

大原さんが亡くなって10年以上が経ちますが、一世を風靡した大女優の最期が孤独死だったことはショックでした。笠井アナが孤独死ではなく、孤高死だと言ったそうです。

奇跡の地球(ほし)

Act Against AIDS 1995 キャンペーンソング。

歌詞は世界の危機を憂い、平和の理想の形を描く内容となっており、エイズ、戦争、感染症などをイメージさせる言葉が使用されています。

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登場人物紹介

作者

英幸《えいこう》

亜紀 英幸の義母

英輔 英幸の父

美登利

瑤子 亜紀の従妹

幸子 英幸のママ 英輔の前妻

香《こう》

三島 英輔の会社の部下

圭 英幸の友人

葉月

夏生

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