遺産：デッドループ導入型 「プライズ：“遺産”」の補足
文字数 679文字
このプライズは【憑依】が顕在化したＰＣが自動的に獲得するものです。また、プライズを獲得したＰＣは「“遺産”」の【秘密】も獲得します。
・ＰＣ③が所有した場合
ＰＣ③が名称不明の先住民氏族の血を引いているかは、セッション開始時点から「“遺産”」を獲得した時点までは未確定です。ＰＣ③に【憑依】が顕在化した場合にのみ、ＰＣ③は実は氏族の血統だったことになります。
・ＰＣ④に【憑依】が顕在化した場合
ＰＣ④は【憑依】の効果を受けず、「“遺産”」の所有者としても扱われません（この事実はＰＣたち全員に教えてください）。かわりにＰＣ④は下腹に言語化できない違和感を感じます。
これ以降、胎児は「憑きもの」（『インセイン』P257）のデータを持つ独立したエネミーとして扱われます。胎児はＰＣ④が持つ【情報】を全て持っており、ＰＣ④は胎児の【居所】を獲得します。胎児を対象に戦闘シーンを行う場合、ＰＣ④とは別途に胎児の【居所】を獲得する必要があります。
・【トペテ】を使用した時の演出
ＰＣが【トペテ】の効果で鎮痛剤やプライズを獲得したとき、ＰＣはそれらの獲得方法を「それが保管されている場所を『思い出した』」「物陰や灰の中から偶然発見した」「服のポケットにいつの間にか入っていた」「傷が想定より浅かった（鎮痛剤のみ）」「燃やした遺灰の中から出てきた」から選択するか、その他ＰＣの考え付いた方法で出現させることができます。
また、近所の子供が車に轢き殺されたり、６時間ほど前に熱病を発症していたが今死亡したり、暖炉の火が服に燃え移ったところに偶然大量の油がかかったりします。
