オクタゴン NPCのロールプレイ指針

文字数 2,319文字

・PC①-A
 館内放送には半信半疑です。探索には積極的で、危険がないかどうかを率先して調べようとします。また、八角形の部屋の台座を何度も調べますが、芳しい成果を上げられずにいます。ただし、PC②に対しては過保護ともいえるほど世話を焼こうとします。PC②に感情を結んだ人物に関しては警戒し常に付きまといます。PC②に対し自発的に敵対行動を行ったキャラクターは、PC①-Aに執拗なまでに命を狙われます。
 この場所の建築について意見を聞かれた場合、「非機能的でセンスも最悪」「耐久性は本当に大丈夫なのか」と答えます。
 【居所】は、交換を持ちかけられた場合は快く交換します。
 クライマックスフェイズでは、超次元転送機の【秘密】を知っているならば、PC②の世界に行く努力をします。
・PC①-B
 最初のうちは粗暴な言動で、誰も信用しないといった態度をとります。探索に消極的な割に、単独行動を好みます。特に、PC②に対しては「なぜ別人がここにいる」「こいつが仕掛けたのではないか」と口汚く罵ります。【居所】はもらうことはあっても自分からは絶対に譲渡しません。
 この状態が物理学的に見てどういう状態かを聞かれた時、「見当もつかない」と答えます。実際その通りで、元の世界のPC①を喰った時に物理学についての知識は吸収しましたが、今回の件は元の世界の科学では未知の領域です。
 これらは自分を過小評価させるための演技です。PC③としての正体を現してからは打って変って開放的・享楽的な態度をとります。口調も変わります。PC③は完全に人間をナメきっており、今回の事件に便乗してPC①を恐怖のうちに殺して喰いまくると公言してはばかりません。PC③は、今まで食べた中でPC②が一番のお気に入りであり、クライマックスフェイズには最後に食べようとします。
・PC①-C
 最初は何を聞かれても大した反応はありません。人の話を受け流しているようにも見えます。【居所】の交換にも応じません。ただ遺体を見た場合、ほっとした表情を見せます。漁夫の利を狙っているのです。探索に関して何か提案をされた場合は、素直に従います。一方、洗脳したNPCに対してはアゴでこき使います。サディスティックな要求も行います。
 PCへの洗脳を試みる場合とクライマックスフェイズにのみ、嗜虐的な笑みを浮かべます。【秘密】が知られた場合も、相手に不気味な笑みを浮かべるのみです。知られたところで、抵抗されたら皆殺しにすればよいと楽観視しているのです。クライマックスフェイズでPC③が敗北したら、次はPC①-CがPCたちに襲い掛かります。
 【狂気】の山札がなくなった場合、【仮縫い】を使用します。
・PC①-D
 常に不敵な笑みを絶やしません。館内放送に関しては信用していいと告げます。一方で、さりげなくPCやNPCの行動の揚げ足を取り、仲間割れを起こそうとします。探索に関して何か提案をされた場合は、素直に従います。
 PC①-Dは常に刺激を求めています。暴力的な現場にはホイホイやってきて、「興味深い」と呟きます。
 PC①-Dの行動は、現状咎められてはいませんが、明らかにプロジェクトを逸脱した行為です。ですが、混乱が外部に及ぶことを避けるために、実験が中止されないことも知っています。
 【秘密】が暴露された場合、PC①-Dは不気味に哄笑し、その場から逃亡します。自分への不利益さえ、新たな研究対象として楽しむのです。
 【居所】の交換は、できるだけ避けようとします。
・PC①-E
 シーンを重ねるにつれ、まとう雰囲気、身のこなしにどんどんスタイリッシュでエレガントな効果が増していきます。もうバッジなしでも区別がつくほどに。
 基本的にはどのキャラクターに対しても丁寧で親切な態度をとります。探索にも積極的です。一方で楽天的でもあり、何か事件が起こるまでは、館内でのんびり過ごしています。館内放送は信用しています。そしてその印象はスタイリッシュでエレガントです。
 事件が起こった途端焦りだします。黒の寝室からあまり動こうとはせず、「商売にかかわるから」と自分の体が傷つくような行為を避けます。何らかの行動を促された場合は、しぶしぶ腰を上げます。それでもその印象はスタイリッシュでエレガントです。
 【居所】は、交換を持ちかけられた場合はスタイリッシュでエレガントに交換します。
・PC①-F
 落ち着いた柔和な物腰で他人に接します。他人に対し何事も慎重に行動するようアドバイスする一方で、自らは大胆な行動をとり、目についたものは何でも試してみます。また、時折PC②に対し優しい言葉をかけます。
 適当な場面で、「PC①-Aは自分と極めてよく似ている。PC①-Aと自分の最終目的は多分同じだろう」と語ります。
 自分の【居所】はできるだけ早く全員に譲渡しようとします。他人の【居所】は、渡された場合ありがたく受け取ります。
・PC①-G
 一見物事を達観しているような口ぶりですが、内心ではあきらめと恐怖が心を支配しています。行動は何事にも鈍重です。館内放送も、他のキャラクターもあまり信用していません。
 【居所】の交換にも、消極的です。
 クライマックスフェイズでは、八角形の施設に残ろうとします。
・PC②
 明らかに情緒不安定です。自分がPC②でないことを声高に主張します。目に映る何もかもに恐怖しきっています。しかし、できるだけ他のキャラクター(特に、自分がプラスの【感情】を獲得しているキャラクター)についていこうとします。
 【居所】の交換には消極的ですが、自分がプラスの【感情】を獲得しているキャラクターには【居所】を渡します。
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