ぼーっとした男

文字数 313文字

人類最初の過ちが、女性が男性に言いつけを破らせてしまった話……「だから女は男よりも罪深いんだ」なんて言う人、さすがに最近はそうそういないと思いますが、無意識にそう感じてる人は男女問わず、まだいるんじゃないかと思います。


とはいえ、「その木の実、食うなよ」と直接言われていたのはアダムの方……なのにエバから木の実をもらって食べるまで、ためらうそぶりは一切なし!   さらに、神様からせっかく与えられたパートナーなのに、この時まで名前もつけていませんでした……。


アダムは「塵」からつけられた名前ですが、ある意味、ゴミならぬ塵男と言われても仕方ないかもしれません……僕を含め、世の男性たちは聖書を読むとき色んなものを突きつけられます。

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登場人物紹介

白兎のシロウ。

聖書を読み始めた。

黒兎のクロウ。

シロウの親友。

足長兎のナガオ。

シロウに茶々を入れる役目。

硬兎のカタナリ。

とりあえず硬い感じに生きている。

幽霊のヤドナシ。

ちょこっと解説してくれる。

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