出会い頭のキス

文字数 390文字

異性との付き合いは清くあれ! キリスト教会によっては「結婚するまでキスすることも手をつなぐこともよろしくない」としているところもありますが(もちろんそうじゃないところもたくさんあります)、初対面の従姉妹に対してヤコブがとった行動はなかなか衝撃的です。

いやいや、この地方では単なる挨拶だったんだよ。伯父さんだってヤコブに口づけしてるじゃん? 彼も下心はなかったんだよ……という反論もあるでしょうが、ヤコブがラケルのことを「顔も美しく、容姿も優れていた」というふうに見ていたことは事実。下心がなかったと断定はできません。

キリスト教と性の話題はとってもデリケートなんでコメントするのはなかなか勇気がいりますが、「こうあるべき」と考えている性のあり方と、実際聖書に出てくるエピソードとを比べながら読んでみると、案外赤裸々な話がたくさんあることに気づきます。さてさて、どう読みましょう……?
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登場人物紹介

白兎のシロウ。

聖書を読み始めた。

黒兎のクロウ。

シロウの親友。

足長兎のナガオ。

シロウに茶々を入れる役目。

硬兎のカタナリ。

とりあえず硬い感じに生きている。

幽霊のヤドナシ。

ちょこっと解説してくれる。

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