改ざん?

文字数 316文字

聖書の中でも、神様の言葉を聞いた人たちが、神様から言われたとおりに受け取るとは限りません。


創世記の最初に出てくる女性エバも、「食べると必ず死んでしまう」と言われた木の実のことを「食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから」と言われたと蛇に語ってしまいます。


ヤコブもここで、実際に神様から言われたことと若干違うことを言っています。実は、「神様の言葉を人々に間違いなく伝える」という使命をもった預言者たちも、神様が言ったことに若干付け加えたり省いたりして人々に語っているように見えることが多いです。


聖書の中で「神様が言ったこと」として人々が語ること……それは本当に神様の意志と一致しているのか? 改めて考えさせられますね。

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登場人物紹介

白兎のシロウ。

聖書を読み始めた。

黒兎のクロウ。

シロウの親友。

足長兎のナガオ。

シロウに茶々を入れる役目。

硬兎のカタナリ。

とりあえず硬い感じに生きている。

幽霊のヤドナシ。

ちょこっと解説してくれる。

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