聖書と同性愛

文字数 673文字

「聖書は同性愛を禁じているか?」これはなかなか難しい問題です……僕は少なくとも、聖書を書いた人たちが同性愛に好印象を持ってることはないだろうなと感じています。


しかし、「聖書で否定的に書かれているか、肯定的に書かれているか」と「だから僕らもそのとおりにするか」は一緒にしてしまうと危険です。


マンガでも出てきましたが、レビ記の規定はたいへん女性に手厳しく、男性には甘いところがあります。新約の手紙をいくつも書いたパウロだって、「教会で女性は発言を慎むように」なんて女性蔑視的な言葉を残しています。


「聖書に書いてあるから」という理由だけでそのとおりに行動しようとすれば、キリスト教会はあらゆるマイノリティに対して非常に差別的な団体となってしまうでしょう。

もう一つ付け加えておきたいのは、旧約の規定を守れない者、みんなから忌み嫌われていた者に対して、新約のイエス・キリストは当時の規定をだいぶ踏み越えて接していたということです。


定期的に礼拝を守ることのできない羊飼いたち、ローマの手先となってユダヤ人から税金を集めていた徴税人たち、目が見えない人たち、重い皮膚病の人たち……彼ら、また彼らに接する人は、旧約の規定から言えば普通に「罪人」でした。


その人たちと普通に食事をし、普通に話し、普通に触れ合ったイエス様……たぶん周りから見たら「なんて罰当たりな!」という人物だったでしょう。


現在に当てはめたら、当時「罪人」とされながらもイエス様が近づいていった人たちは誰になるのか……僕はここに、キリスト教会から長いこと傷つけられてきた人たちが入ると思うんですよ。

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登場人物紹介

白兎のシロウ。

聖書を読み始めた。

黒兎のクロウ。

シロウの親友。

足長兎のナガオ。

シロウに茶々を入れる役目。

硬兎のカタナリ。

とりあえず硬い感じに生きている。

幽霊のヤドナシ。

ちょこっと解説してくれる。

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