ブーメラン

文字数 229文字

ヤコブに対するラバンの仕打ちはだんだんひどくなっていきますが、考えてみればヤコブも昔似たようなことを兄に対してやっていました。過去の行いが自分に戻ってきたという典型的なブーメランですね。しかし、ヤコブは転んでもただで起きません。

 彼は自分に残った少ない家畜が強くなるよう繁殖させ、逆にラバンの家畜は弱くなるよう繁殖させます。こうしてますます豊かになっていくヤコブに、ラバンと彼の息子たちの態度はどんどん悪くなっていきました。聖書の昼ドラ的展開は続きます……。
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登場人物紹介

白兎のシロウ。

聖書を読み始めた。

黒兎のクロウ。

シロウの親友。

足長兎のナガオ。

シロウに茶々を入れる役目。

硬兎のカタナリ。

とりあえず硬い感じに生きている。

幽霊のヤドナシ。

ちょこっと解説してくれる。

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