7月27日 AZワクチン接種と台湾の北京ダック

文字数 1,571文字

 行ってきましたよ、AZワクチン一回目の接種!

 たぶん、日本提供のAZワクチンだと思います(台湾が直接購入できたAZワクチンもあるので、はっきりとはわからないんですけれど)。
 聞いたところによると、ネットニュースとかで、「日本は自分たちが要らないAZワクチンを台湾に恩着せがましく送ったとして、怒った台湾人が暴動寸前」なんていう記事も一部出回ったそうですが、あれは完全なフェイクニュースです!
 前回も述べましたが、意味不明のイチャモンをつけて騒いでいるのは、「何がなんでも民進党政府の足を引っ張るぞ!」の野党・国民党とその支持者だけで、大多数の台湾人は、もちろん日本に感謝しています。

 台湾では、衛生福利部の陳時中部長が毎日会見を開いて、記者からのコロナ関係の質問に答えているのですが、陳部長は日本からのワクチン提供に謝意を表するために、こんな特注マスクを掛けて会見に臨んでいたのです。ちょっと前の写真なのですが、御覧下さい。



 ちょっと見にくいのですが、真ん中には日本語で「ありがとう」の文字。更に日の丸と鳥居(「鳥居」は台湾において、日本を象徴する意匠になっている)のデザイン付き!

 ところで、さっき日本の厚生労働省のHPを見てみたところ、AZワクチンについては、「日本では5月21日に薬事承認されました。予防接種法に基づいて公費で受けられるワクチンとするかどうかは、引き続き、審議会で議論していきます」という状況なんですね。

 わたしは今朝9時(台湾時間)に近くの診療所で打ってもらったんですが、今のところ(12時30分)頭痛などの副反応はないです。ただ、聞いた話では、AZは打った当日の夜にちょっと発熱する人が多いそうなので、まだわかりませんが……。

 ――以上ですが、これだけだとちょっと短すぎる気がするので、後半は台湾で食べる「北京烤鴨(ペイ・チン・カオ・ヤー)」(北京ダック)について書きたいと思います。
 別に接種の前に栄養をつけようとしたわけではないのですが、先週の日曜日に食べましたので、紹介したいと思います。「

ダックとは(これ)如何(いか)に?」という感じですが、台湾の北京ダックは、かなーりおいしいんですよ!

 そう言えば、ずいぶん前の話ですが、日本に帰省していた時、魔が差したのか何だったのか、わたしとしては珍しいことに、ちょこっと高級な中華料理店で食事をしたことがあったんです。コース料理の中に「北京ダック」が入っているのを見て、「おお!」と思っていそいそと頼んだところ、なんだかやたらうやうやしく、すっごい薄くてちっちゃい北京ダックが

運ばれてきて、「……!」となったことがありました。

 台湾の北京ダックは、こんな感じです。先ず全体像から。


 
 これで一羽分です。肉の部分のアップは下の写真。



 食べ方は、肉と葱をクレープ状の皮に載せ、更にタレを付けて春巻きみたいに包みます。写真は、包む前の状態。



 あと、台湾では「炒骨頭(チャオ・クゥ・トゥ)」と言って、残った骨(まだ少し肉が付いている)も野菜と一緒に炒めてくれます。食材を無駄にしないと言うか、まあ、「おまけ」みたいなものですね。それが、これ。



 この店は、コロナとは関係なく、元々テイクアウト専門の店なのですが、値段は一羽分がニュー台湾ドルで680元、今のレートで日本円に換算すると、2677円ぐらいみたいです。量的には四、五人分になります。
 ネット情報によれば、日本にもリーズナブルな価格で北京ダックを提供するお店がけっこうあるようですが、それでもやはり、台湾の方が安いのではないかと思います。しかも、肝心なのは味ですよね!

 コロナ禍が収束し、また自由に海外旅行などができる日がきたら、台湾で北京ダックを食べるというのも一興ではないでしょうか?

 あ、そうそう。わたしの二回目ワクチン接種は10月初旬頃になるみたいです。
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