第41話
文字数 372文字
「それが、霧画や呉林も解らないようなんだ。俺もどうなるのか解らない。でも、呉林姉妹の言う通りに南米に行かないといけないんだ。この世界を何とかするために」
安浦は目を輝かせ、
「さっすがご主人様! あたし、ご主人様と結婚する! 世界を救うヒーローと結婚! 結婚! 結婚! 結婚よ!」
「は?」
私はどうしていいかうろたえる。安浦はとても嬉しいのか結婚を力いっぱい言い続ける。けれど、私は呉林が今でも好きだ。
……食事は楽しかった。安浦は終始ご機嫌になり、私は料理の素晴らしさを噛み締める。
「明日はどうするんですか?」
玄関越しに安浦は聞いてきた。
「明日は休みだ」
安浦は大はしゃぎで喜び、
「じゃあ。……デート……お願い」
最後は尻つぼみになる。
「解ったよ。おやすみ安浦」
私は食事のお礼ということで承諾した。
安浦は目を輝かせ、
「さっすがご主人様! あたし、ご主人様と結婚する! 世界を救うヒーローと結婚! 結婚! 結婚! 結婚よ!」
「は?」
私はどうしていいかうろたえる。安浦はとても嬉しいのか結婚を力いっぱい言い続ける。けれど、私は呉林が今でも好きだ。
……食事は楽しかった。安浦は終始ご機嫌になり、私は料理の素晴らしさを噛み締める。
「明日はどうするんですか?」
玄関越しに安浦は聞いてきた。
「明日は休みだ」
安浦は大はしゃぎで喜び、
「じゃあ。……デート……お願い」
最後は尻つぼみになる。
「解ったよ。おやすみ安浦」
私は食事のお礼ということで承諾した。