第36話 10さいの社長さん

文字数 404文字

 「あなたは、あと余命半年ですね。」
お父さんにつげられた半年という言葉が僕の未来を変えた。

僕はゆうき、社長。お父さんのしゅんとが死んでしまったあと、お父さんが残したゆいごん書が見つかった。お父さんは一つの会社の社長だった。なので前代みもんながら、10さいで社長になった。
お父さんは社長だったのに病気になってしまった。僕が9歳の時だったからよく覚えている。お父さんのゆいごん書の中はこうだ。

もも木しゅんと
 ざいさんや土地の全てはつまと子の、もも木ゆうきともも木かなえにゆずる。社長としての地位は、むす子であるもも木ゆうきにゆずる。まだ未成年なので、ほさはもも木かなえにしてもらう。

                                以上☆

補足説明
 しゅんと ゆうきの父 社長
 ゆうき 10歳 しゅんとの息子
 かりん 10歳 ゆうきの親友

追記
 社長に何か憧れを持ってたんですね。
 書いたのは9歳頃? 
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