第10話 第9話の続き!

文字数 1,018文字

「HIKARU君へ
 この前、ひかる君をドリームランドというところでみかけました。
ネットでしらべてみたら、ドリームランドのコンピューターがハッキングされたようでした。ネットには小学六年生の男の子、とかかれていたのですが、ひかる君のことではないでしょうか。
お返事まってます。  小6 松本 優」

とかいて、ふうとうにいれてハガキをはった。あて先をかきまちがえないようにきをつけた。ポストにいれて、ぶじにとどくようにいのっておいた。そのとき声がきこえた。
「あれ、優じゃん。なにこわいかおしてポストにいのってるの?」
ふりむくとまゆがいた。だからHIKARUにてがみをかいたことをいってみた。
「えっ。モデルとかってさ、一日何百通も手紙きてるんだよ。だから優のは読まれないかもよ。」
「うそー。」
そんなにてがみ来るんだ。はじめて知った。じゃあ、HIKARUによまれないですてられちゃうかもしれないの?そんなのいやだよ。

 数日後、家のポストに水色のきれいなふうとうが入っていた。名前を見ると加瀬光助とかかれていた。中身は、
「松本優さんへ
 お手紙ありがとう。ぼくはHIKARUだよ。急に手紙をかいておどろかせちゃったかな。
手紙にかかれていたことなんだけどね。ハッキングをかいじょしたのは僕だよ。
くわしいことはかけないから、こんど会おうよ。
TEL 080-☓☓☓☓-☓☓☓☓
             HIKARUこと加瀬光助」
うわぁ。よんでくれたんだ。うれしい。それに手紙までくれた。電話ばんごうもおしえてくれた。かけてみた。
「加瀬です。」「松本です。」
「あ、手紙をくれた子だね。ありがとう。」 「あ、うん。」
「じゃあさ、土曜日あいてる?」「うんあいてる。」
「金日市十夕町819-2まできてくれる?」「うんいいよ。」
「で入口にいる人に、松本っていえばあけてくれるようにしとくから。」
「じゃあね。」「うん、バイバイ優ちゃん。」

さいごのところは、ちょっと含みのある言い方だった。でもうれしい。土曜日にいこう。
 
 
 土曜日、私はいちばんお気に入りの服をきてHIKARUのいったばしょにいった。何とそこはライブ会場だった。女の子たちがずらっと並んでいる。 
                 続きは明日☆


追記
 まだ終わんなかった…。意外と長い(←自分の中の"長い"は他の人の"短い"なんj)
 
 テスト返ってきた 英語がオワッテタ
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